ストレス/ストレス発散・解消法

ストレスはカラダで解消、が効果的なワケ(3ページ目)

ストレス解消法には数あれど、運動が効果的なのはどうしてでしょう? ダイエットや競技の目的とは違う、「ストレス解消運動法」のポイントとは?

大美賀 直子

大美賀 直子

公認心理師・産業カウンセラー /ストレス ガイド

メンタルケア・コンサルタント。公認心理師、精神保健福祉士、産業カウンセラーの資格を持ち、カウンセラー、作家、セミナー講師として活動する。現代人を悩ませるストレスに関する基礎知識と対処法を解説。ストレスマネジメントやメンタルケアに関する著書・監修多数。

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続けられない人はこのポイントをチェック!

翌朝に疲れが残るような運動は、自分に合ってない証拠
翌朝に疲れが残るような運動は、自分に合ってない証拠
運動がストレス解消に良いとわかっていても、三日坊主で終わってしまう人は多いもの。それは、必ずしもなまけ者だからではありません。

次の2つのポイントをチェックし、できるところからプチ改善しましょう。


1) 強度、時間が合っていない

最初から、どっと疲労を感じる運動をしていませんか? 「もうちょっといける」と思っても、その手前でやめておくのが手。終わってから「ゼーゼー」するのではなく、息はずむ程度の運動強度を目安にしましょう。

また、1回の運動時間を長めにとりすぎていませんか? 運動はたまにたくさんやるより、少しずつでも毎日やる方が、体力増強効果はもとより、ストレス解消にも適しているのです。


2) バラエティが足りない

運動がパターン化して、面白みが欠けているのではありませんか? 毎日同じメニューでは、1週間もすれば飽きます。つまらないと思ってやる運動には、ストレス解消効果はありません。

日替わり定食と同じように、今日はウォーキング、明日は水泳、というように、メニューを楽しんでみましょう。

また、モチベーションが上がらない人は、「孤独な運動」になっていませんか? 同じ運動をやる人と交流したり、同じくらいの体力の人に交ざってやる方が、やる気が持続しやすくなります。スポーツクラブやサークルに加入したり、運動イベントやSNSに参加してみるのもいい方法です。
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