30歳を過ぎると脳のはたらきが変わる!?
20代までは吸収の時期、30歳からは応用の時期 |
実際、人間の「脳」の働きでも、おおよそ30歳を境に大きな変化が現れるそうです。新しい情報をどんどん吸収して、脳のネットワークを構築していく働きが活発なのが、20代まで。30代からは、いままで形成したネットワークをつなぎ合わせていく働きが活発になっていくそうです。
つまり、20代までは吸収の時期、30代からは応用の時期、と言えそうです。
30代から人生計画を考えるための
3つのヒント
30代からの人生計画を考えましょう |
(1) これからのライフステージを想定する
いままで吸収してきたことを、結婚、育児、仕事など、これからのライフステージにどう生かしていくべきか、具体的にイメージしましょう。
(2) 1人で内省する
これからは、自分らしい生き方、オリジナルの価値観、判断基準を築いていく時期です。誰かの意見に振り回されてばかりいると、自分らしい物の見方、考え方が分からなくなります。まずは自分ひとりで内省する時間を増やすことが、大人へのステップアップの第一段階です。
(3) 目標の「大人像」を探す
30代からの人生をはつらつと、ポジティブに生きている具体的な人物を目標にしましょう。ただし、生き方、考え方をそっくり真似するのはNG。オンリーワンである自分を常に意識しながら、憧れの人の良い部分の一部を取り入れるといいでしょう。
若さに執着せず、年を重ねて新しい自分を発見していくことこそ、人生を楽しむ醍醐味です。ぜひ、楽しみながら年齢を重ねていきましょう!
【参考・引用文献】
※『エイジング・コンプレックス』海原純子著(講談社文庫 1996)
※※『海馬』池谷裕二・糸井重里著(新潮文庫 2005)