人を刺す毒蛾(どくが)
毛虫に刺されたときには、ひどい痒みを感じます |
蚊に刺されたような感じで、すぐに腫れる場合と、1日経ってから腫れる場合があります。特に、毒棘をもつ蛾や蝶の幼虫、毛虫に刺されると、皮膚炎を起こします。
毛虫、毒蛾、蝶に刺されたら?
■刺された部分に痒みが出たら?まずは、刺された部分の外用薬を使いましょう。抗ヒスタミン薬の外用薬、ステロイドの入った抗ヒスタミン薬の外用薬を使用します。
抗ヒスタミン薬の内服を行うことがあります。「じんましん」の治療に似ています。
■全身症状を起こしたら?
まれにアナフィラキシーを起こすので、アナフィラキシーの治療を行います。抗ヒスタミン薬、ステロイド薬の点滴を行います。
虫の多い時期にアレルギーの症状、咳や鼻水などの症状が続く場合、医療機関で一度検査してみましょう。毛虫などに刺されたら、医療機関で適切に治療を受けましょう。特に、アトピーがあれば、毛虫に刺されたら、悪化しますので、注意が必要です。
さらに、肌へのケアも必要です。
アレルギー源となる虫や夏の日差しから肌を守って、健康的に夏を楽しみましょう。