原則1:掻かない(かかない)
我慢できないほどのかゆみ…アトピーの代表的な症状です |
かゆみ→掻く→皮膚が傷つく→その刺激で神経を刺激→かゆみ
といった悪循環に陥るのです。その悪循環を断ち切るためにも、いかに、かゆみを抑えていくかが重要となります。
■掻かないための対策
原則2:焦らない(あせらない)
目の前の火事と一緒?正しい判断をするためにも焦らずに見極めましょう |
また、アトピーの原因を見つける必要もあります。皮膚炎を抑える治療をしていても、原因を除くことができなければ、薬をやめた途端、またひどくなることになるからです。診断しながら原因を正確に見つけていくのは、どうしても時間がかかります。しかし焦ると合併症が出てくることもあるので、焦りは禁物です。
■焦らないための対策
- アトピーと診断するには→アトピーの症状を知る
- 原因を知る→アトピーの原因と原因を見つけるためのアトピーの検査
- 合併症を知る→アトピーの合併症
- 原因に対する治療→食事療法(食物アレルギー日記をつけて、アトピーの原因になる食物を見つける)、環境整備(梅雨に向けてのダニ対策と梅雨に向けてのカビ対策)
次のページでは、私は大丈夫!とは安心できない、3つ目の原則をご紹介します。