「ローン」の組み方が先々を決める!
低利・短期・小額がポイント
金利水準が低いと、総返済額はかなり抑えられる。今の金利水準なら負担は少ない。 |
こうした、金利の高低は、返済総額に大きく影響するので低い方が負担が軽くなります。
将来的な金利上昇リスクは、残債がどれだけ残っているかにもよるので、短期のローンを組めればその分リスクは軽減されます。例えば、残債が1500万円ぐらいだとすると金利が1%上昇しても月々の支払は1万円強のアップですみます。
また、住宅ローン控除がフルに使えるなら更に金利負担が軽減されます。共働きなら夫婦でローンを組んで、それぞれが控除を受けることも可能です。
低利で、短期間に返済、出来るだけ額を抑えるのが住宅ローンの成功のポイントです。繰り上げ返済も含め、50代の間にローンが返済できるのがベストでしょう。
一番の買い手は、実需層
今マーケットで最も苦戦しているといわれているのが、オーナーチェンジ物件です。都市銀行をはじめ金融機関の融資が、収益物件に対し厳しくなっているので、オーナーチェンジのマンションなどは、価格を下げないと買い手がなかなかつかないようです。ファンドなどの投資余力も減退し、今マーケットでの一番の買い手は実需層に移っています。金融機関から融資が受けられるだけで、アドバンテージがあるといっても過言ではないでしょう。
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