大恋愛ほど、破局へのリスクも高い

大恋愛ほど熱しやすく冷めやすいのはなぜ?
大恋愛ほど熱しやすく冷めやすいのはなぜ?
恋愛に夢中になって、周りが見えなくなるときほど相手にわがままを言いすぎたり、ちょっとした言葉の端々にも食ってかかったり、ということが起こりやすくなります。

こうしたことがトラブルになり、人もうらやむような大恋愛があっけなく終わり、別れた後には「もう口も聞きたくない」「顔を見るのもいや」というように極端に相手への敵意をむき出しにし、憎しみの気持ちを募らせてしまうことはよくあります。

このように、“愛”と“憎しみ”のような相反する感情が突然入れ替わることを「カタストロフィー理論」と呼びますが、激しい恋愛ほどカタストロフィーが起こりやすい状況にあると言えます。


「もっと愛して!受け止めてよ!」
という発想に潜む心理とは?

恋愛相手に親の役割を期待していませんか?
恋愛相手に親の役割を期待していませんか?
このように、恋愛相手だけに極端にわがままになったり、相手にちょっとした言葉にも苛立って許せなくなったりするのは、幼い頃に親や周りの大人の愛情や受容を十分に実感してこなかったことが影響する場合もあるでしょう。

たとえば、常に「いい子」「おりこうさん」でなければ親に受け入れられないと感じていた人。また、大人の都合ばかりを押し付けられ、自分の素直な欲求を抑えなければならないと感じていた人などがそうです。

このように、愛情や重要をしっかり実感せずに成長すると、恋愛相手に幼い頃と同じような不合理で無秩序な欲求を突きつけてしまうことがあります。

しかし、恋愛相手は親ではなく、対等な立場にある「よき相棒」です。したがって、相手のわがままや極端な心理を常に突きつけられていると、疲れて去って行ってしまう人の方が実際には多いでしょう。そのとき、失った側は絶望感と喪失感に縛られ、何年間も憂鬱の底に落ちてしまうことも少なくありません。


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