時差ボケの原因は? 症状が軽い人と重い人の違い

星条旗
ハワイやアメリカ本土へ行くときは、時差ボケ対策を十分に
驚くことに、パイロットを対象とした時差ボケの調査では、9割近くの人が何らかの時差ボケの症状に悩まされていました。しかしその一方で、1割弱の人はまったく時差ボケを感じずに生活しているということです。この違いはどこにあるのでしょうか? 時差ボケの症状に影響するものとして、次の4つのものが知られています。

朝型と夜型
早寝早起きが得意で、活動のピークが午前中にある朝型人間は、宵っ張りの朝寝坊で、活動のピークが夕方にある夜型人間よりも、時差ボケの症状が強く出ます。これは、朝型人間の体内時計が、生活リズムの変化に順応しにくいためと考えられています。

■年齢
若い人に比べて中高年者は、時差ボケによる睡眠障害や日中の眠気・疲労感が強くなり、睡眠の効率も悪くなります。時差ボケからの回復も、歳をとると遅くなってきます。

■性格
神経質でナーバスな人や内向的な人は、時差ボケの回復に時間がかかります。人と会話したり遊んだり、あるいは仕事をすると、生体時計の調整が早く進みます。内向的な人は、外向的な人に比べて、これらの社会的同調因子が少なくなるため、症状が長く続くのです。

■飛行の方向
日本からハワイやアメリカへ向かうことを東行きフライト、ヨーロッパ方面へ行くことを西行きフライトと言います。人間の体内時計は1日が約25時間なので、東行きは体内時計の調整がしにくく、時差ボケの症状が強くなります。それに比べて西行きは、体内時計の調整がしやすいので、症状が軽いことが多いようです。

体内時計が時差を調整できるのは、東行きで1日につき1時間、西行きで1時間半とも言われています。

暑い夏の快眠法については、「今すぐできる! 熱帯夜に負けない快眠法」も併せてご覧下さい。また、厚生労働省お役立ち情報 「時差ぼけ」では、海外旅行の健康な過ごし方について解説されています。