注)文中の栄養素表示は日本食品標準成分表による可食部100g当たりの量です。
りんご
りんごは食物繊維を1.5g含み、含有量は果物の中でトップ級です。りんごには水溶性食物繊維であるペクチンが含まれ、悪玉コレステロール(LDL)を改善する働きがあると考えられています。ペクチンには下痢を改善する効果があると長く考えられ、治療の際にペクチンを使う事もあったようですが、10年前ほどにそこまでの効果はないとして、薬として下痢の治療には使われなくなったようです。
そうは言っても、胃腸に優しいので体調がよくない時には強い見方です。体調が優れない時におろしリンゴを食べるのは日本だけでなく他の国でも見られる慣習です。季節の変わり目で体調を崩しやすい時に、保存しやすいリンゴを冷蔵庫に入れておくと安心ですね。
【選び方】果実が傷ついておらず、握った時にハリがあるりんごを選びましょう。食べ頃の判断は特に必要なく、いつでも美味しく頂けます。ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存できます。りんごを長期保存する場合は、新聞紙に包んでポリ袋に入れて冷蔵庫で保存するのが家庭では実践的なようです。
そうは言っても、胃腸に優しいので体調がよくない時には強い見方です。体調が優れない時におろしリンゴを食べるのは日本だけでなく他の国でも見られる慣習です。季節の変わり目で体調を崩しやすい時に、保存しやすいリンゴを冷蔵庫に入れておくと安心ですね。
【選び方】果実が傷ついておらず、握った時にハリがあるりんごを選びましょう。食べ頃の判断は特に必要なく、いつでも美味しく頂けます。ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存できます。りんごを長期保存する場合は、新聞紙に包んでポリ袋に入れて冷蔵庫で保存するのが家庭では実践的なようです。
柿
ほどよい甘みがおいしい
柿はビタミンCを70mg含み果物の中でトップ級。レモン果汁よりもビタミンCを含みますので、一般的な果物の中ではダントツの量ですが、レモンよりビタミンCが多い事を認識している人は少ないようです。さらに、食物繊維・ビタミン・ミネラルをバランスよく含みます。柿にはカテキンが含まれます。カテキンはガンのリスクを減らすことが示唆されていますが研究中のようです。また、柿はβカロチンを160μg含みます。秋の果物にはβカロチンが豊富ものが多いようです。βカロチンは抗酸化作用があり、粘膜を強くして風邪などの予防に効くと考えられています。気温の変化で体調を崩しやすい人も多いようなので嬉しい栄養素です。
【選び方】柿は硬いと甘みが足りませんが、軟らかくなりすぎても問題。 湿らせたキッチンペーパーなどで柿のへたを持続的に湿らせると、過度に熟するのを防いでくれるようです。
ガイドのお気に入りの保存方法はこちらをクリック>>>
【選び方】柿は硬いと甘みが足りませんが、軟らかくなりすぎても問題。 湿らせたキッチンペーパーなどで柿のへたを持続的に湿らせると、過度に熟するのを防いでくれるようです。
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食べごろはいつかな~
西洋なし
西洋なしは多くの食物繊維を含みます。合計食物繊維は1.9g、うち水溶性食物繊維は0.7gでトップ級。便秘予防や便秘解消をする果物としてよく知られています。梨アレルギーの人が少ないこともあり、乳幼児にもよく勧められています。悪玉コレステロールの改善も期待できます。
【選び方】西洋なしはトロッとした食感と品のある甘さが楽しめる果物です。ガイドは表面に打たれたような傷がない(=中の果実が茶色く傷ついていない)ものを選びます。打たれたような傷でなく、単に茶色の部分がある場合は大丈夫だと思います。しばらく室温で保存し、甘そうな香りをほんのり放ちだし、梨全体をやさしく握った感覚がやや軟らかくなった頃に冷蔵庫に移して冷やして食べます。梨を握った感覚が、歯ごたえのあるリンゴのように硬い時に冷蔵庫に入れてしまうと、うまく熟しなくなってしまいます。熟していなくても、熟しすぎても味はいまいち。食べ頃を見極めるのが少し難しいですが、ガイドの大好きな果物の一つです。
【選び方】西洋なしはトロッとした食感と品のある甘さが楽しめる果物です。ガイドは表面に打たれたような傷がない(=中の果実が茶色く傷ついていない)ものを選びます。打たれたような傷でなく、単に茶色の部分がある場合は大丈夫だと思います。しばらく室温で保存し、甘そうな香りをほんのり放ちだし、梨全体をやさしく握った感覚がやや軟らかくなった頃に冷蔵庫に移して冷やして食べます。梨を握った感覚が、歯ごたえのあるリンゴのように硬い時に冷蔵庫に入れてしまうと、うまく熟しなくなってしまいます。熟していなくても、熟しすぎても味はいまいち。食べ頃を見極めるのが少し難しいですが、ガイドの大好きな果物の一つです。
栗
世界中で楽しまれている栗
今回は果物として紹介していますが、ナッツ・木の実に分類されることもあります。ビタミンやミネラルが豊富で、特に葉酸、ビタミンB1、B6などのビタミンB群が豊富です。ごはんや肉料理に栗を混ぜ込むと、全体の栄養バランスがよくなります。ガイドは栗はアジア周辺で特有なものかと勘違いしていましたが、世界中のあらゆる国で食べられているようです。栗の渋皮にはプロアントシアニジンやタンニンなど、抗酸化作用があると考えられている成分が含まれています。
【選び方・使い方】持った時にずっしりしていて、スカスカ感の無い栗を選びます。ガイドのお気に入りの調理方法はこちらをクリック>>>
その他に、栗の平たい部分に包丁で×印を入れて皮と渋皮に切り込みを入れ、オーブンで焼く方法もよく使われているようです。
【選び方・使い方】持った時にずっしりしていて、スカスカ感の無い栗を選びます。ガイドのお気に入りの調理方法はこちらをクリック>>>
その他に、栗の平たい部分に包丁で×印を入れて皮と渋皮に切り込みを入れ、オーブンで焼く方法もよく使われているようです。
みかん
みかんは食べやすいですよね
みかんにはβカロチンが180μg、β-クリプトキサンチンが1800~2000μg含まれます。βカロチンもβ-クリプトキサンチンもビタミンAに変換されます。抗酸化作用、免疫効果などが知られています。またビタミンCも35mg含みます。風邪の予防に役立ちそうな果物です。
かぼす・ゆず
かぼす果汁には42mgのビタミンC、ゆずの果汁には40mgのビタミンCが含まれます。レモンだと53mgですから、比較するとビタミンCの豊富さがよく分かります。ビタミンCは免疫をアップさせ風邪の予防に役立つことが知られています。ビタミンCは熱に弱いビタミンですが、かぼす・ゆずの果汁は絞ってかけるだけなのでビタミンも壊れません。かぼす・ゆずの果汁をかけるだけで美味しくなる料理には、鍋物、サラダ、焼き魚、刺身などがあります。かぼす・ゆずを常備して美味しさを楽しみながら免疫アップしましょう!