栄養管理/ビタミン

ビタミンB2の効果・不足・過剰摂取

ビタミンB2の働き、ビタミンB2が不足したときの症状、欠乏しやすい人の傾向、栄養素の推奨量と国民の平均摂取量、過剰摂取した場合の影響、食品が含む栄養素量など、具体的な数値を示しながら分かりやすくまとめました。

一政 晶子

執筆者:一政 晶子

管理栄養士・米国登録栄養士(RD) / 栄養管理・療養食ガイド

ビタミンB2の役割

卵なども、ほどよく食事に取り入れることが大切

卵なども、ほどよく食事に取り入れることが大切

ビタミンB2は別名リボフラビンとも呼ばれています。ビタミンB2は正常な皮膚・粘膜・成長に必要となる栄養素。炭水化物、たんぱく質、脂質が体内で上手く使われるのをサポートする働きもあります。

ビタミンB2欠乏症

ビタミンB2が不足すると、口内炎をはじめとする口、目、皮膚に違和感や痛みなどの様々なトラブルが生じたり、神経障害を引き起こすことがあります。

ビタミンB2の過剰摂取

水溶性のビタミンであり、過剰摂取をした場合は体内に吸収・貯蓄されず尿として排出されます。通常、過剰摂取の心配はありません。

ビタミンB2の推奨量・摂取量

ビタミンB2の推奨量は女性(18~69歳の場合)は1.2mg、男性(18~49歳の場合)は1.6mgです。平成18年の国民健康・栄養調査によると女性は平均1.12mg、男性は平均1.24mgを食事から摂取していると報告されています。強化食品・補助食品から女性は平均0.31mg、男性は平均 0.25mgを摂取しています。食事、強化食品・補助食品を合計すると国民の平均摂取量は推奨量を充たしています。

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