ワード(Word)の使い方/挿入

ワードテキストボックスの作り方(2003/2007)(4ページ目)

テキストボックスは文書中に自由に作成できる文字の箱です。本記事では、テキストボックスについて、最も基本となるトピックをまとめます。

井上 健語

執筆者:井上 健語

ワード(Word)の使い方ガイド

テキストボックスでできること

テキストボックスは、たんに内部に文字を入力できるだけの箱ではありません。サイズ変更や移動、背景色の設定など、さまざまなことができます。ここでは、テキストボックスでできることをまとめて紹介します。具体的な手順については、また別の機会とさせてください。

サイズを変更できる

テキストボックス内にカーソルを置くと、周囲に○マークが表示されます(Word 2007は●マークと■マーク)。テキストボックスのサイズは、これらのマークをドラッグすれば変更できます。

周囲のマークをドラッグすればサイズを変更できます
周囲のマークをドラッグすればサイズを変更できます


移動できる

テキストボックスの枠線にマウスポインタを合わせると、ポインタが十字型に変化します。この状態でマウスをドラッグすると、テキストボックスを移動できます。

枠線にマウスポインタを合わせ、十字型になった状態でドラッグすると、テキストボックスを移動できます
枠線にマウスポインタを合わせ、十字型になった状態でドラッグすると、テキストボックスを移動できます


コピーできる

テキストボックスの枠線にマウスポインタを合わせてポインタが十字型になったら、[Ctrl]キーを押し下げます。すると、ポインタが通常の形に戻って右下に+マークが付いた状態になります。そのままドラッグし、マウスボタンを離したあと、[Ctrl]キーから指を離します。これでテキストボックスをコピーできます。

[Ctrl]キーを押したまま枠線をドラッグすると、テキストボックスをコピーできます
[Ctrl]キーを押したまま枠線をドラッグすると、テキストボックスをコピーできます


内部に文字を入力できる

テキストボックスの内部には自由に文字を入力できます。入力する際は、テキストボックス内をクリックしてカーソルを置いてから入力してください。横書きテキストボックスなら横書き、縦書きテキストボックスなら縦書きとなりますが、縦書き/横書きはあとから変更することもできます。

テキストボックスには文字を入力できます。縦書き/横書きはあとから変更することもできます
テキストボックスには文字を入力できます。縦書き/横書きはあとから変更することもできます


内部の文字の書式を設定できる

テキストボックス内に入力した文字には、本文と同じようにフォントやサイズ、文字色などの書式を設定できます。

テキストボックス内の文字にはフォントやサイズなどの書式を設定できます
テキストボックス内の文字にはフォントやサイズなどの書式を設定できます


背景色や枠線を設定できる

テキストボックス背景の色、枠線の種類や色を設定できます。背景を透明にし、枠線を「なし」にすることで、文字だけを表示させることも可能です。設定するには、[テキストボックスの書式設定]ダイアログボックスの[色と線]タブを利用します。枠線を右クリックし、ショートカットメニューの[テキストボックスの書式設定]を選択すれば、ダイアログボックスが表示されます。

テキストボックスの背景色や枠線の種類・色は[テキストボックスの書式設定]ダイアログボックスの[色と線]タブで設定できます
テキストボックスの背景色や枠線の種類・色は[テキストボックスの書式設定]ダイアログボックスの[色と線]タブで設定できます


周囲の文字の流れ方を設定できる

テキストボックスの周囲の文字配置を設定できます。この設定を「折り返しの種類と配置」と呼びます。初期設定の「前面」だけでなく、「背面」を指定したり、「四角」を指定したりしてテキストボックスの周囲に文字を配置することもできます。設定するには、背景色や枠線と同様に[テキストボックスの書式設定]ダイアログボックスの[レイアウト]タブを利用します。

テキストボックス周囲の文字の配置を設定できます。設定は[テキストボックスの書式設定]ダイアログボックスの[レイアウト]タブで行います
テキストボックス周囲の文字の配置を設定できます。設定は[テキストボックスの書式設定]ダイアログボックスの[レイアウト]タブで行います


複数のテキストボックスをリンクできる

複数のテキストボックスに一続きの文章を流し込むことができます。これを「テキストボックスのリンク」と呼びます。

複数のテキストボックスに「リンク」を設定することで、一続きの文章を流し込むことができます
複数のテキストボックスに「リンク」を設定することで、一続きの文章を流し込むことができます
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