文書情報(文書のプロパティ)って何
文書を印刷するとき、その文書を作った人物名(作成者)、印刷日時、更新日時などの情報を同時に印刷したいということはないでしょうか。プライベートではあまりないかもしれませんが、ビジネス文書では、このような情報が必要になるケースは少なくないはずです。Wordでは、こうした情報を「文書情報」と呼び、文書と同時に印刷することが可能です(Word 2007では「文書のプロパティ」とも言います)。具体的には、文書全体が印刷されたあと、最後の1枚に文書情報がまとめて印刷されます。印刷される文書情報は以下の表のとおりです。変更回数や最終印刷日時などの情報は自動的に設定されますが、副題やキーワード、説明などは、ユーザーが自ら設定しないと空欄のままである点に注意してください(今回はこれらの情報の設定方法には触れません)。
文書情報 | 内容 |
ファイル名 | 文書のファイル名 |
フォルダ | 文書が保存されているフォルダ |
テンプレート | 文書が作成された元になったテンプレートファイル |
表題 | 文書の表題 |
副題 | 文書の副題 |
作成者 | 文書の作成者 |
キーワード | 文書に追加したキーワード |
説明 | 文書に追加した説明の文章 |
作成日時 | 文書が最初に作成された日時 |
変更回数 | 文書が変更された回数 |
最終保存日時 | 文書が最後に保存された日時 |
編集時間 | 文書が編集された総時間 |
最終印刷日時 | 文書が最後に印刷された日時 |
最終印刷時のカウント | 最後に印刷された際の文書のページ数、単語数、文字数 |
印刷できる文書情報 |
>文書情報をいっしょに印刷する(Word 2003)