ワード(Word)の使い方/長文・校正・変更履歴

ワードの変更履歴における最終版と初版の違い

変更履歴では、「最終版」「初版」「最終版(変更箇所/コメントの表示)」「初版(変更箇所/コメントの表示)」という4つの表示方法を選択できます。今回は、この4つの表示方法の違いについて、実際の画面を示しながら説明します。

井上 健語

執筆者:井上 健語

ワード(Word)の使い方ガイド

ワード文書の最終版とは? 初版とは?

Word 2007の[校閲]タブの[変更内容の表示]をクリックすると、次の4つが表示されます。
  • 最終版(変更箇所/コメントの表示)
  • 最終版
  • 初版(変更箇所/コメントの表示)
  • 初版 
今回は、この4つの表示の違いについて説明します。
[校閲]タブの[変更内容の表示]をクリックすると表示されるメニュー

[校閲]タブの[変更内容の表示]をクリックすると表示されるメニュー


変更履歴機能では、もとの文書にアカを入れていきますが、このとき、もとの文書を「初版」、アカをすべて反映した文書を「最終版」と呼びます。

したがって、先のメニューの「初版」を選択すればアカを入れる前の文書が表示され、「最終版」を選択すれば、すべてのアカが反映された文書が表示されるはずです。実際の表示は次のとおりです。

■もとの状態:初期設定のまま校閲機能でアカを入れた状態

もとの状態:初期設定のまま校閲機能で赤を入れた状態です

もとの状態:初期設定のまま校閲機能でアカを入れた状態です



■最終版:すべてのアカが反映された文書が表示された状態
[校閲]タブの[変更内容の表示]で「最終版」を選択しました。すべてのアカが反映された文書が表示されます

[校閲]タブの[変更内容の表示]で「最終版」を選択しました。すべてのアカが反映された文書が表示されます


■初版:アカを入れる前のオリジナルの文書が表示された状態
[校閲]タブの[変更内容の表示]で「初版」を選択しました。アカを入れる前のオリジナルの文書が表示されます

[校閲]タブの[変更内容の表示]で「初版」を選択しました。アカを入れる前のオリジナルの文書が表示されます


ここまでは、特に難しい点はありません。ちょっとややこしいのは、次の2つです。この2つには、どのような違いがあるのでしょうか。
  • 最終版(変更箇所/コメントの表示)
  • 初版(変更箇所/コメントの表示)
  • 1
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