ワードの表示倍率を上手に使い分けよう(2ページ目)

ズームスライダで表示倍率を変更する（Word 2007）

Word 2007で表示倍率を変更するもう1つの方法は、ウィンドウ右下の「ズームスライダ」を利用する方法です。操作方法は、次の3つがあります。

• 方法1：左右の［-］/［+］ボタンをクリックすると10％ずつ縮小/拡大できる。
• 方法2：ズームスライダのスライダーをドラッグする。
• 方法3：スライダのバー上をクリックする。

方法2と方法3の操作では、正確な倍率は設定できませんが、とりあえず拡大/縮小したいときは便利です。

また、方法1の操作では10％ずつ拡大/縮小できますが、最初のボタンクリックでは、最も近い10％刻みの倍率になります。たとえば、方法2や方法3で203％になったあと［-］ボタンをクリックすると200％になりますし、［+］ボタンをクリックすると210％になり、以降は10％ずつ表示倍率が変化します。

以上から、方法2や方法3でアバウトな倍率を設定し、［-］/［+］ボタンで細かく調整するのがいい方法だと思います。

［ズーム］ボタンを利用して倍率を変更する（Word 2003）

Word 2003に用意されている表示倍率も、Word 2007と共通です。表示倍率を設定するには、［標準］ツールバーにある［ズーム］ボタンを使うのが最も簡単です。［ズーム］ボタンの［▼］をクリックするとメニューが表示されるので、そこから倍率を選択してください。［表示］→［ズーム］で［ズーム］ダイアログボックスを開いて設定することも可能です。