社会へ貢献する「ビジョン(志)」
ビジョンに数字が加わったものが目標です。ビジョンや在りたい姿のイメージをできるだけ具体化・定量化して下さい。数字目標に落とし込まないと、次に打つ手が見えないからです。次に打つ手を戦略、平たく言えば、アクションプランと言います。ビジョンや志は個人に立脚した野望や欲望とは異なります。それは世の中や社会にとって有益であり、崇高で高邁なものです。実現すること自体がワクワクするようなものでないと、人々を動かせません。明確なビジョンは組織やチームの結束力を強めます。きちんとしたものがあれば、あなたがカリスマ性のあるリーダーである必要はありません。名著『ビジョナリーカンパニー』ではそのようなことも言及されております。
超一流になる人は、具体的な自己イメージを強く持っている人ばかり。大リーガーのイチロー選手は子供の頃の作文にも書いたように、強い自己イメージを持っています。イメージが明確になれば、あとはアクションプランを作成し実行するのみです。
イチロー選手はまずは地区、次に県、さらに全国、ハードルを高くしていき、その中でトップの位置を目指す、その先に、プロ野球、最後に大リーグがあったわけです。今では、世界最高の舞台である大リーグでもトップパフォーマーです。このところのイチロー選手の顔付きは求道師のよう。彼の次のハードルは、興味があるところです。
以上、これから自己啓発される際の5つのキーワードです。比較的時間がある時にこのキーワードを軸に自己点検をし、アクションプランを立てるとよいでしょう。