取引先が倒産しないまでも、仕事が減ったり、価格が下がることで、売上は大幅に減少します。価格交渉でも、不利な立場におかれることになります。
【対策】
売上減への対策は、日頃の営業活動にかかっています。先ずは、営業力を点検して、やれる事から、今すぐに取り組んでいきましょう。
営業は苦手、忙しくてムリ、と取引先の新規開拓を怠っていると、活動範囲が狭くなるため売上が先細りに。収入がダウンしてからあわてても手遅れです。そこで、営業力を総点検! 仕事を取る力をアップさせるには?
■仕事単価が下がって売上が目減り
仕事の値段は、需要と供給で決まります。需要が減れば、価格が下がるのは当然です。それを食い止めるキーワードは、顧客が求める要求を満たす「ソリューションの提供」です。取引先の売上を上げるために、何で貢献できるでしょうか、それをしっかり考える過程で、答えが出てくるのではないかと思います。また、フリーランスの場合は、戦略として、顧客ターゲットを絞りこんで専門性に特化する方法と、受けられる業務の幅を広げて受注を確保する、という2つの方向性が考えられます。後者は、多能工化によって、ある業務単位を1人で担当できるようにするものです。
独立後、最大の課題は、いかに売上を増やし、収入を安定させるかになります。第一段階は、レギュラーの仕事や得意先を作ることですが、それだけでは十分ではありません。経営を安定させる、究極のセオリーとは?