ひとつ目の講座は10か条のひとつ『利は元にあり』
お客は儲けさせてくれない。
仕入れを選別することで儲けを生み出すという仕組みをつくる。『ビジネス選びは仕入れ選びで決まる』というのがよくわかる。
よくある起業塾では、いろんな事例を出して、ここで終わりだが、江村社長の場合は、受講者の起業したい事業に応じて仕入先はここが一番安いという具体的な仕入れ先を受講者に提供している。
受講者:「たこ焼き屋をやりたいんですけど・・・」
江村社長:「たこなら、○○○の業者、粉は△▽△が一番安いし、ほとんどタダで手に入るよ。授業が終わったらメールするね。」
と生の情報があふれた講座は進む。
まさに現役社長自身の持つ引出しを存分に受講者に提供している実践的なスタイルであり、これこそ起業塾であるという印象を持った方も多いのではないでしょうか。
二つ目の講座は10か条のひとつ『親方の仕事』
親方の仕事とはすなわち、受講者である社長そのものの仕事のこと。
『人を雇う』『採用した人に上手く働いてもらう』というのは、事業規模を問わず、多くの社長が悩む直面する事態を解決する会社経営の極意のひとつを習得する講座。
親方はどんな姿勢で、どんな姿を従業員に見せていくのか。
どんなやり方をすれば社員はついてくるのか。を江村社長や他の社長が経験した事例を統計的な観点で消化したノウハウを、失敗しない方法をコンパクトにわかりやすく整理して提供しているそんな講座だった。
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