起業・会社設立のノウハウ/フリーランスになる

本間恵子さん:深く狭く!専門分野で勝負

「ジュエリー・時計」を専門フィールドにして、ライターとして活躍する本間恵子さんに「独立」についてインタビュー。得意分野を絞り込んだことで、逆に仕事の領域や活動の場が広がったそうです。

執筆者:塚田 祐子

※【All About ライターズ白書】は、フリーライターとして各分野で活躍されている All About のガイドの皆さんへ、「独立」に関するアンケートをお願いし、その結果をご紹介するものです。



プロフィール

1964年、東京生まれ。ジュエリー・時計ライター。
女性誌、情報誌、ライフスタイルマガジンを中心に、ジュエリーやアンティークジュエリー、腕時計の記事を執筆。ライターとしてだけでなく、編集者、スタイリストとしても誌面作りに関わる。他に、業界団体が主催するジュエリーセミナーや、ブランドが行う顧客向けジュエリーセミナー、学習院オープンカレッジで行われている腕時計講座の講師など。
ガイドサイト:「ジュエリー・時計」

独立するまで

・小さい頃なりたいと思った職業は:
絵描きさん。せっかく高校から美術を学んだのに、なぜか今は物書き業です。しかし、ジュエリーや時計を評論するのに西洋美術史の教養は欠かせませんので、こうした経験も大変役に立っています。

・独立するまでの経緯(学歴、職歴)は:
東京都立芸術高校デザイン科、武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業。ジュエリーメーカーのデザイン室勤務を経て、徳間書店のジュエリー専門女性誌『キラ』編集部に4年在籍。雑誌休刊後、フリーランスのライターに。独立後しばらくは書籍の編集をしたり、ファッションや雑貨関係の仕事もしていましたが、自分には「広く浅く」よりは「深く狭く」が合っていると気づき、ジュエリー・時計を専門フィールドにして、今はそれ以外の仕事は受けていません。

ライターとして上を目指すには、何か専門を持つことが重要ですね!

・ライターを選んだ理由は:
自ら選んだわけではなく、気づいたら何となくなっていた、という感じです。

・独立しよう!と思い立った切っ掛けは:
編集部勤務で身体を壊したため、やむなく退職。ぶらぶらして身体を休めていると、仕事の声がポツポツとかかり始め、気づいたらいつの間にやらフリーランサー状態に。

独立してから…は、次ページで>>
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