人生の逆転劇は、ブログから始まった

ガイド:
その後、どういうアクションをとられたのですか?

横須賀:
そこからが、ブログです。自分のブログを見ながら、自分がお客さんだったら、どういう行政書士に依頼をするだろう、ということを考えたんです。自分がお客さんだったら、(ブログの中の)横須賀に仕事を頼むだろうか。そのことを、ずっと考え続けました。

そして、年齢とか経験がないとか、変えられない部分は置いておいて、勉強熱心であるとか、一生懸命であるとか、そういう、自分が出せる良い要素を、とにかくブログに書いていこうと思いました。

ガイド:
仕事を頼みたくなるような「自分」をブログに書いていったわけですか!?

横須賀:
そうです。お客さんが仕事を頼みたくなる行政書士の姿を、ブログに投影していったんです。それを、毎日やりました。

ガイド:
それ、スゴイですね!

横須賀:
すごく細かいことまで考えました。先ず、ブログへ来て、お客さんはどこを見るだろう。最初にタイトルを見て、次にどういう目線をたどって、プロフィールをどう探すか。プロフィールを見たがるだろうから、内容を濃く書かないといけないとか。縦にこう読んできて、横須賀ってどんなヤツかと思って、記事に行けたり、自分のホームページへ行けたり。その流れを、ものすごく考えました。毎日、考え続けました。

ブログの全体像を作るまでは、数ヶ月かかりました。プロフィールとか全体のレイアウトとか、毎日少しずつ直して、反応を見ていました。日記は毎日書きました。

ブログで、驚異のアクセスを獲得!

ガイド:
ブログをどう作っていかれたのか、もう少し具体的にお話いただけますか?

横須賀:
私の持論に、<ブログ=ネット上の自分自身>というものがあります。ブログは個人が書く日記というイメージが定着しています。すると、誰が書いているんだろう、と思うのが普通の感覚です。書いてある情報はテキストであっても、その人そのものが表現されているわけです。読者は、無意識に、ブログを読みながら、その人がどんな人か判断しています。

だから、すごく細かいところまでこだわりました。例えば「色」。プロのカラーコーディネーターに、仕事ができるとか、一生懸命とかって、どういう色で表すことができるかを聞いて、サイトへ反映しました。できれば、スピードがあるっていうのも表現したい、とか聞きましたね。基本的に、人に好かれるためには、どうしたらいいのか、ということを追求していきました。

ガイド:
1日のアクセスが、500、1000と伸びて、楽天日記の中でも、トップのアクセスを?

横須賀:
行政書士からはじめた社長のブログ
現在、横須賀さんのブログは、楽天、livedoorからアメブロへ引越し中。創業当時のブログが見られないのが、残念です。
2003年とか2004年の話ですが、当時は、ブログで日本一のアクセスになりました。何回も削除されてしまったんで、現在のサイトは、その当時のものとは違いますが。
※楽天のブログは、原則的に楽天以外の商業利用を禁止しています。そのため、何の予告も無しに突然、ブログのデータを抹消されてしまうことがあります。

ガイド:
日記の中には、仕事の内容を書かれたんですか?

横須賀:
日記のゴールデン・ルールというのを考えました。何を書こうかと考えた時に、ノウハウみたいなものを毎日書いていくと、キツクなるので、やはり、日々の仕事の様子を書いていこうと思いました。そこで、読んだ人が仕事を頼みたくなるような記事は、どんなものだろうかと考えたわけです。

一生懸命仕事をやる感じを出しつつ、かつプロの知識をちょっと書き込みました。会社設立とか、単にどこの役所へ行って帰って来たじゃなくて、役所のポイントとか、法律の知識とかをちょこっと書いておく。この人は一生懸命仕事していて、そして、知識もあるんだなと思ってもらうために。プラスこれのいいところは、お客さんが検索エンジンで使うであろう「キーワード」が自然に入るというところです。これを、毎日積み重ねるだけでも、違ってきます。

その効果は、ブログを立ち上げてから3,4ヶ月目位から出てきました。仕事の問合せは、メールや電話で来ましたが、楽天日記を読んでいない人はいませんでした。必ずブログに目を通した上で、問合せをして来る人が殆どでした。

ガイド:
仕事を頼む際に、誰でも知らない人へお願いするのは不安です。関係性マーケティングというのがありますが、その役目を、ブログが果たしていたわけですね。
※関係性マーケティング:お客様と相互コミュニケーションから信頼関係を築く。何かを購入してもらう際、事前に信頼関係が成り立っていれば、購入へのハードルは格段に低くなる。


売上は、徐々に伸び、月商100万を達成した時、横須賀さんは、“この仕事は、一生続けられない!”と思います。これが、2番目の、ターニング・ポイントとなります。次ページへ続きます>>