起業・会社設立のノウハウ/起業・独立のノウハウ関連情報

ザ・ゴール2 思考プロセス

工場閉鎖の危機を救ったアレックス。それから10年が経ち、ユニコ社多角事業グループ担当副社長として手腕を振るっていた。そんな彼をグループ会社の売却問題、家庭の問題など次々と難題が襲う。

中野 裕哲

執筆者:中野 裕哲

起業・独立のノウハウガイド

 ザ・ゴール2思考プロセス
著 者 :エリヤフ・ゴールドラット
出版日 :2002/01/28
出版社 :ダイヤモンド社




この本が買いたい!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今週の選書は、ベストセラー「ザ・ゴール」の続編です。ハラハラ、どきどきのビジネス小説を楽しみながら、問題解決のための優れた「思考プロセス」を学べてしまいます。

本書のような思考法の本が売れています。複雑に絡み合った問題を、解きほぐしていくテクニックを解説した本です。

最近では、今週の選書のほかに「論理力を鍛えるトレーニングブック」(かんき出版)が売れています。世の中が複雑になっている証拠なんでしょう。

前にも書きましたが、私はコンサルタントの師匠に「難しいことをやさしく言えるのが一流のコンサルだ。やさしいことを難しく言うコンサルは三流以下だ」と言われてきました。

どうも世の中には、難しいことを言わないとお金をもらえないと考える人が多いようです。本でもそうです。どうもやさしいことをわざわざ難しく書いて自分のすごさを誇るような人が多い気がします。

でも、本当は難しいことをやさしく言えるほうがずっと価値があるのです。例えば、中経出版から出ている「経済のニュースが面白いほどよくわかる」という本があります。

難解な経済のニュースを、わかりやすく書いているのですが、このシリーズはビジネス書としては空前の200万部突破だそうです。

実は、商機ってこういうところにあるのです。例えばプロバイダーのマニュアル。どうしてあんなによくわからないのでしょうか。

プロトコルとかIPとか、到底日本語と思えない単語が、当たり前のように使われています。彼らはお客さんがほしくないのでしょうか?

もし、どこかの会社が、誰にでもわかるマニュアルを作れたら、一挙にお客さんを獲得するはずです。

ザ・ゴール

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この本のサマリーが読みたい?>次のページへどうぞ
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます