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誰も知らない「朝いちばん」活用法 朝4時起きの仕事術(2ページ目)

「朝4時起き」なら、午前中に8時間仕事ができる。時間をどんどん前倒しに使うことができる。仕事、人生、すべてがうまくいく、早朝活用法のノウハウを全公開。

執筆者:藤井 孝一

【1】

仕事の成果を上げるには、まず仕事の質を変えること、そして仕事の量を増やすことだ。この2つが同時にできれば、今の何倍もの仕事をこなせるようになるはずだ。

仕事の生産性アップのために、ぜひとも勧めたい仕事法、それが朝4時起きをして仕事を始めることだ。

以前から仕事のできるビジネスマンは、朝の使い方がうまいと言われてきた。朝の1時間は、夜の2~3時間に匹敵するからだ。それだけ朝が重要視されながら、その朝をフルに使っている人は少ない。

1日24時間、これは誰にも等しく訪れる時間だ。この24時間をどう使うかで仕事の生産性が決まってくる。

【2】

例えば朝4時起きで仕事をすれば、午前中だけで8時間、そして午後も8時間仕事ができる。正午を境に8時間づつ仕事ができるわけだ。睡眠時間を6~8時間とすれば1日24時間が3分割できる。

午前中には、依頼されている仕事、午後はこれから仕掛ける仕事というように、一日に2種類の仕事ができる。人生2毛作だから、ものすごい仕事中毒のようだが、本人にとってはそうでもない。

特に、午後の仕事は、未来の仕事をプロデュースするための楽しい仕事だ。読書をしてもいいし、寄席に行ってもいい。デジカメを小脇に抱えて気ままに商店を探査したり、気になる人に会うのもいい。

この朝4時起きの仕事術は、比較的タイムマネジメントが自由にできる自営業の人だけのものではない。広くビジネスマン諸兄にも活用できるものだ。

【3】

会社の平均的な始業時間は午前9時だということを考えると、ビジネスマンは、午前中たった3時間しか仕事をしていないのだ。

朝一番を、どれだけ巧みに使いこなせるか、これがビジネスマンを仕事ができる人、できない人の二種類にくっきり分けてしまう。

ビジネスマンにとって重要なことは、早起きをして朝を徹底活用することだ。もちろん大切なのは早起きそのもの重要ではない。朝の活用法を見直すことで従来の仕事のやり方を激変させることだ。

【4】

朝4時起きを勧めると、様々な言い訳が返ってくる。典型的なのは「自分は、帰宅時間が遅いからできない」「そんなに早く起きてもやることがない」「もっと寝ていたい」などなどだ。

しかし、仕事のできる人、成功している人の多くは、現実に朝4時起き、朝5時起きの仕事術をマスターしているものだ。ならば、まずその生活パターンをそっくり真似してみることから始めればいい。

それだけで、仕事のできる人、成功する人になれるはずだ。少なくとも勝ち組みグループに入る確率は限りなく高くなるはずだ。

成功する人と、成功できない人との間には、実はたったひとつの違いしかないのだ。それは成功する人は、いいと思った習慣はすぐに自分のものにできる人だ。

逆に成功できない人は、良い習慣だということはわかっても、自分がやろうとは思えない人だ。こういう人はいつまでたっても成功できないし、仕事もできるようにならない。

成功のポイントは頭の中身をそっくり変えることなのだ。朝は睡眠時間、休息の時間と思い込んできた頭のOSをリセットし、朝こそ仕事の時間、勉強時間、自己投資の時間だ、と新しいソフトにバージョンアップするべきだ。まずはそこからスタートすればいい。

【5】

忙しい人こそ、ぜひ朝という限られた時間を巧みにマネジメントしてもらいたい。朝4時起きで午前中に8時間の仕事をすれば、午後の8時間は丸々おまけになるのだ。

その時間には仕事をしてもいいし、道楽をしてもいいし、勉強してもいい。朝4時起きのおかげで、時間をどんどん前倒しできるから、どんなことでも可能になるのだ。

毎朝6時に起きている人なら、その習慣を2時間前倒しするだけで一日のスタートが2時間早まる。たったそれだけのことで仕事、勉強、昇進、蓄財、人脈づくりなどで格段の成功につながるはずだ。

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