起業・会社設立のノウハウ/起業・独立事例

えっ?下着コンシェルジュってどんな仕事?(3ページ目)

「下着コンシェルジュ」という、世の中に存在しなかった仕事を始め、自分ブランドを確立させた女性社長にインタビューしてみました。女性だけでなく、男性必見です!

執筆者:日下 康幸

積み上げた実績が一気に開花

セミナー
山田社長が主催するセミナー
こつこつと情報発信を続け、自分の地位確立を目指した山田社長。収益化するまでの経緯を伺ってみましょう。

ガイド:下着コンシェルジュの仕事が軌道に乗ったきっかけは何でしたか?

山田社長:下着のセミナーも自ら開催していきました。下着セミナーもやっているという、という実績を作りたかったのです。とにかく下着に関する事を何でもやってみました。やってみたら、何かがどんどん起こってくるのです。そうこうしているうちに、ある出版パーティーがあり、そこで、自分は世界初の下着コンシェルジュである事を一枚の企画書にまとめ、実績としてこんなブログを発信し、こんなセミナーをやり、こんな執筆をしている、という事を書いて持っていったのです。ブログよりも、もっと多くの人に下着選びの楽しさを知ってもらうには出版が一番いいのでは、と思ったからです。

ただ、すぐに出版ができるとも思っておらず、そのパーティーでは、企画書を配った事に満足していたのですが、そのあと1か月くらいしてから1本の電話があったのです。ある出版社から、下着の本を出したいので一度来て欲しい、と。出版ができるだなんて思ってもみなかった事だったのでかなり半信半疑だったのですが・・・

あれよあれよという間に出版の話が進んだのです。そして、本の宣伝のためにという事で、公式ブログとして、ブログのスタートがはじまったのです。公式になったとたん、いっきに一日5000人などといった驚くほどのアクセス数になり、最初はかなり戸惑いました。自分が書いた事が、一日5000人もの人が見ているという事は、発信する内容にとても責任があるという事を意味するからです。書いた内容に対して、バッシングされる事ももちろんありましたが、それでも、自らの想い、考えを発信するツールとしてブログはやはり一番いいものだったと今になって思います。それから、下着ブログを発信する事でどんどん仕事につながり、今では、いろいろなメディアから依頼が来るようになりました。雑誌掲載、TV出演もすべて下着ブログを見て下さった事がきっかっけで仕事につながったのです。

ガイド:ひょんなところから一気に有名人ですね。執筆された本について教えていただけますか?

山田社長:7月下旬にカナリア書房より『下着の品格』が発売されました。これが最後の"品格"本になることを狙っています。

>こうして自分の地位を確立された山田社長。次のページでは山田社長のプライベートに迫ってみましょう。
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