起業・会社設立のノウハウ/会社設立・登記、物件選びの方法

出資金払込の委託先はメインバンクではない 登記手続きを最短にするひとテマ(2ページ目)

独立してすぐに法人化したい。もしくは自分にとって特別なこの日までに法人化したいけど期日に余裕がないという方に”お奨めのひとテマ”をご紹介します。

執筆者:小野田 敬

出資金払込とは、代表者が出資金を一括して金融機関に払い込むことを指します。

この手続きのゴールは、払込みが終わったら、金融機関に「たしかに出資金をあずかりました」という証明となる出資払込金保管証明書を発行してもらうことです。

この出資払込金保管証明書は登記所に提出するその後ステップとなる設立登記申請に必要な重要な書類のひとつです。

出資金払込の手続き前に準備しておくのは以下のとおりです。

1.公証人役場で認証を受けた定款の写し(1部)

2.代表者個人の印鑑証明書

3.代表者個人の印鑑

4.出資金の総額(この場合は最低資本金300万円以上)

5.出資金総額の1000分の2.5~3程度の委託手数料金

6.出資者が複数の場合は出資者全員の生年月日


6.に関しては、照会用に金融機関から求められることもありますから、事前に準備しておくのが無難です。

それでは次のページで出資金払込を取り扱う金融機関と金融機関への委託開始から出資金払込保管証明書発行までの期間をご紹介します。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 5
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます