参入障壁とは何か?
ライセンスで守られたビジネスは参入は不可能か? |
・圧倒的な規模を誇っている
・圧倒的に強いブランド力を持っている
・今更追いつけないほどの技術力を持っている
・法規制が強い
というような状態があげられます。
結局これらに真っ向勝負を仕掛けるためには、資金、時間、ライセンスというものが必要になるのです。
Softbankが携帯事業にライセンスを取得し参入しましたが、これはとてつもない多額の資本を有していたから。今から起業を考える皆さんには縁遠い話ですよね。
参入障壁のメリット
なかなか入り込めない業界というのは、一度入り込むと大きなメリットもあります。それは競争相手が出来にくいということです。
例えば、私の知人でキューバシガーの代理店をしている人がいます。日本では2名しか持っていないライセンスの1つを手に入れているのです。このライセンスは増えることはないので、当然新しいライバルは入ってきません。とはいえ、実際にはこんなすばらしい参入障壁を持ったビジネスを立ち上げることはなかなか出来ないと思います。正直、うらやましいとしか言いようがないので、現実的に考えていきましょう。
>次のページでは現実的な起業と参入障壁の関係を考えます。