外へ持ち出せる日本製のairpen
アイデアマラソンの創始者 樋口健夫氏 |
アイデアマラソンをデジタル化するために生まれた製品で、「アイデアマラソン」というのは三井物産で商社マンをしていた樋口健夫氏が始められた発想法です。
1日に1個アイデアを出すように自分にノルマを課し、ノートに連番をつけて書いていきます。1年続ければ365個のアイデアが記録されます。
ソフトバンクの孫正義氏がカリフォルニア大学バークレー校の経済学部に留学していた頃、1日に1つ発明をすることを自らに課します。この中の発明の一つが他言語翻訳機で、シャープに売りこむことに成功し、これがソフトバンクの開業資金となったのは有名な話です。
アイデアマラソンは発明のようにハードルが高いものでなく、仕事でもプライベートでもよいので思いついたアイデアを記録していくやり方です。
常日頃からアイデアを考えて出しておけば、千の中で三つぐらいすごいアイデアが生まれてきます。つまり量が質に変わるということです。
よく社員向けに「新商品のアイデア」募集をしますが、常日頃からアイデア出しをしていないとなかなかよいアイデアは出てきません。樋口さんによればまず続けることが肝心だそうです。
アイデアマラソンのデジタル化ができるairpen
このアイデアマラソンはアナログですが、デジタル化できないかということでできたのが「airpen2.0」という製品です。ジャストシステム、ぺんてると共同開発したものでMVPenのコンセプトとよく似ていて電子ペンの筆跡をメモリーユニットに蓄積します。
メモリーユニットはフラッシュメモリ一でA5サイズなら約100ページ程度のデータが保存できます。システム手帳のように持ち歩けますので、電車の待ち時間などの隙間時間に思いついたアイデアをその場で書き、家に戻ってPCに接続すれば、外で思いついたアイデアをデジタル化し記録できます。
もちろん議事録作成など多様な使い方ができる知的生産ツールです。
→ MVPen
→ アイデアマラソン
→ airpen
他にもあります便利なツール
→ パソコンなしでプレゼンできるプロジェクター→ PowerPointを圧縮してそのまま送れるツール
→ 誰がメールを送ったのか着信音で分かる
→ 2017年まで使えるホームページ作成ソフト
→ ソフトがつながる新しいJUST Suite 2008
→ ジャストインタイムが情報収集の極意