ISMS認証取得 世界の60%弱が日本
2008年1月現在で全世界でISMS認証取得を受けている組織は4,140になります。この時点で日本のISMS認証取得数は2,354組織でしたので、日本がダントツの60%弱を占めています。1.日本 | 2,354 |
2.インド | 370 |
3.イギリス | 366 |
4.台湾 | 154 |
5.ドイツ | 90 |
6.中国 | 80 |
7.韓国 | 59 |
8.米国 | 57 |
9.ハンガリー | 56 |
10.オーストラリア | 53 |
ISMSはイギリスで作られたBS7799(情報セキュリティ対策の規格)を元にして作られました。その本家であるイギリスを軽く抜いています。以前、日本とイギリスが拮抗していた時期がありましたが、2005年から日本の取得数が伸びて第一位をキープしています。
最近、伸びているのがインドでイギリスを抜き、第二位に浮上しています。オフシェア開発が進み、インド企業のお客さんの大半がヨーロッパですので最良のセキュリティ管理を実践していることを示すのにISMS認証を取得しているようです。
他にも情報セキュリティマネジメントの重要性を認識し推進している国として、シンガポールや香港、中国といったアジアの動きが非常に活発になっています。反対にイギリスと同じヨーロッパながらフランスはわずか6組織しか取得していません。
では、なぜ日本でこんなにISMS認証取得数が多いのでしょうか?