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独自ドメインがタダ!マイクロソフトの戦略(2ページ目)

独自ドメイン、レンタルサーバーが全てタダ。マイクロソフトが提供を始めたOffice Live Basics。実はキーワード広告へ進出するマイクロソフトの壮大な新戦略です。

水谷 哲也

執筆者:水谷 哲也

企業のIT活用ガイド

Office Live Basicsは小規模事業者向けサービス

Office Live Basicsがターゲットとしているユーザーは個人事業主や小規模事業者です。
Office Live Basicsは小規模事業者向けサービス
Office Live Basicsは小規模事業者向けサービス

マイクロソフトが日本で従業員20人以下の小規模事業者を対象に調査したところパソコンの保有は100%近かったのですが、自社ドメインでホームページを持っているところはわずか30%ほどでした。

アメリカで従業員50名未満の企業を調べたところ自社ドメインでホームページを持っているところは49%でした。

いずれにしてもホームページを持っている小規模事業者はまだまだ少ないのが実態です。ですが企業規模に関わらずビジネスを行っていく上でホームページが不可欠になっています。検索エンジンに屋号を入れてホームページが出てこなければ「会社が無い」と同じになりつつあります。

日本では個人事業主、SOHO事業者、小規模事業者が380万社ほど、また全世界では2,800万社ありますが、これがOffice Live Basicsのターゲットになります。

Office Live Basicsを使ってみよう

さっそくOffice Live Basicsを使ってみましょう。

Office Live Basics 無料で提供されるのは
・独自ドメイン名の取得&更新
・500MBのハードディスク(ホームページ用)
・ホームページ作成ツール
・ホームページへのアクセス解析ツール
・25個の電子メール(独自ドメインのメールアドレス)
になります。

名刺でばれる会社のレベル』で独自ドメインや社員個々のメールアドレスの重要性にふれましたが、これを無料で作成することができます。

Office Live Basicsを使うには『Office Live』にアクセスして登録する必要があります。順番は下記になります。この中で注意しないといけないところだけをみてみましょう。
Office Live Basicsに登録する
Office Live Basicsに登録する

ドメイン名の検索
Windows Live IDの作成
連絡先情報
勤務先情報
クレジットカード番号
情報の開示
サインアップの完了

まずは会社の屋号からドメイン名を考えます。日本語ドメインは使えませんので英字で考えます。

なるべくスペルミスをしない短いドメイン名が有利です。ドメイン名を入力して検索すると、ドメインが未登録かどうか調べます。ドメインが登録されていなければ次の「Windows Live IDの作成」に移ります。

連絡先はデータベースで公開されてしまいますので、ご注意を
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