あなたが送ったメールは途中で消えてしまい、相手に届いていないかもしれません。

送信メールの0.71%~1.02%が消えてなくなる

メールが消えてなくなってしまう
メールが消えてなくなってしまう
メールは確実に相手に届くものではないという話は以前からありましたが、実際にどれぐらいのメールが途中で消えてしまうのか研究結果が発表されました。

研究を行ったのはマイクロソフト・リサーチの研究者2名とカリフォルニア大学バークレー校の研究者1名で、研究結果がマイクロソフト社のサイトで発表されています。

研究では色々なアカウントとシステムを使って典型的なビジネスメールを発信し、それを色々なアカウントやシステムで受信、どれぐらいのメールが実際に失われるか実験が行われました。
ではメールが失われた消失率を見てみましょう。

<ケース>
送信 138944 消失 2530 消失率 1.82%

この消失にはサーバーのハードエラーなど送信者や受信者が分かる消失が含まれています。そこで送信者、受信者が気づかない間に静かに消えていった消失率を計算し直すと0.71%になりました。
別のケースでは0.91%、1.02%となっています。ですので送信メールの0.71%~1.02%が静かに消えてしまっていることになります。

HTMLメールは要注意!

面白いのが添付ファイルによって消失率が違う点です。研究発表では

添付なし 1.56%
JPEG   1.55%~2.1%
GIF   1.68%~1.99%
PDF   1.56%~1.71%
ZIP   1.41%~1.43%
PPT   1.59%~1.78%

となっており、JPEGやGIFなどの画像データ、PDFやZIP、PPT(PowerPointのファイル)については添付なしのメールと消失率にそれほど違いはありません。

消失率が少し上がるのがワード(doc)のファイルを添付した時で、1.68%~2.36%となります。一番高かったのがHTML形式のメールで消失率が3.53%~4.53%とがぜん高くなりました。23通のHTMLメールを送ると、そのうちの1通は届かない計算になります。
アウトルックエクスプレスの初期設定がHTML形式
アウトルックエクスプレスは初期設定がHTML形式


 
※アウトルックエクスプレの場合、初期設定の送信がHTMLメール形式になっています。

アウトルックエクスプレスをお使いの方は「ツール」から「オプション」を選び、送信のところでメール送信の形式が「HTML形式」になっていないかどうか確かめておいてください。

添付ファイル以外ではメールの内容によっても消失率が変わりました。高い消失率となったのがビジネスに関しての提案、詳細な株、エンロンのニュースの場合でした。

ではなぜメールが消失するのでしょうか