ブログ開設者は延べ約335万人に |
開設、更新が簡単なため、今やブログ開設者は延べ約335万人にもなっています(2005年3月末、総務省)。
今やブログを見ない日はありません。
特に検索エンジンでキーワード検索するとブログが上位に並ぶようになりました。
必要な情報を探しにくなったという意見も多く、検索エンジン業界ではブログの取り扱いをどうするかが話題になっています。
反対にブログは情報発信手段として無視できない存在になっています。
企業がブログを活用する理由とは
個人が簡単に日記をネットに公開できるところからブログはスタートしましたが、現在では、マーケティングに積極的に活用する企業が増えています。 >>Blogはビジネスにどう使えるか:1企業が活用する主な理由として
・ホームページビルダーなどに比べ、簡単にサイト構築できる
・簡単に記事をアップでき、更新しやすい
・コメント機能を使い、双方向コミュニケーションを行いやすい
・更新したことを自動で通知する機能がある
・SEO(検索エンジン)対策がしやすい
があります。
ブログなら1時間学べば開設できる |
初心者がホームページを作る場合、ホームページビルダーの講習会に1日ほど通って教えてもらう必要がありますが、ブログなら1時間ほど教わればすぐに開設することができます。
社内に人材が少ない中小企業にブログは特におすすめです。 >> ブログで作る会社案内HP
反対にブログならではのデメリットもあります。
ブログは全てのページが統一したデザインになります。個別にデザインやレイアウトを変えたいと思ってもできません。また記事はカテゴリー別に登録され、『トップページ > カテゴリー > 記事』の3階層で構築されます。さらに階層を深くしたいと思ってもできません。
簡単にホームページを作るための代償と割り切ってください。
企業でブログを開設しているところは、まだまだ少数ですが、今後はどんどん拡がっていきます。今回は企業でブログをどう活用すればよいのかみていきましょう。
社長日記、店長日記を始める
まだブログを活用していないのなら社長日記から始めましょう。まずは社長日記をはじめる |
ブログは個人の日記から始まったこともあり、始めやすいのが社長日記、店長日記です。ホームページが会社のフォーマルなものとすれば、ブログはそれほど堅苦しくなく、少しくだけた会社の情報発信として活用できます。
中小企業は社長の器(うつわ)しだいで大きくもなれば小さくもなります。社長が会社の方針といってもよいでしょう。
社長日記を始めることで、社員向け、取引先向けに社長自身の言葉で会社の方針や事業への思いを伝えることができます。新規取引先を探している企業や中途入社を考えている人へもメッセージが伝わり、ミスマッチを減らすことができます。
またネットショップの場合、商品を売るためには、店長の個性を売っていかなければなりません。例えば同じ商品を同じ値段で2つのお店で売っていた場合、片方の店主は愛想よく対応し、もう一方が愛想が悪い店主だとしたら、みなさんはどちらで買われますか?
この店長なら商品を買っても大丈夫だろうと思わせなければ消費者は買ってくれません。そのための情報発信手段として有効なのが店長日記(ブログ)です。
つまり基本的な情報はホームページで発信しておき、ブログで補完をする活用方法です。