相手の公開鍵を手に入れる
「暗号化メールを送るには前提があり、まず相手がPGPを導入している必要があります。また相手の公開鍵が分かっていて初めて相手の公開鍵を使い暗号化メールを送ることができます。」PGPkeysに公開鍵を追加 |
「暗号化メールが届いた相手が自分の秘密鍵で開けるのでしたね。」
「相手が公開鍵サーバで公開しているのなら、検索して見つけた公開鍵を【PGPkeys】にドラッグするだけでOKです。」
「エクスポートされた公開鍵ファイルが送られてきた場合は、PGPkeysでメニューバーの【鍵】から【インポート】を選んで、公開鍵を取り込んでください。」
「さっきのエクスポートの反対ですね。」
暗号化ファイルを送る
「暗号化ですがまず暗号化するファイルを用意します。メモ帳でも何でもかまいません。」「画面の右隅に鍵マークのアイコンがあるので、クリックして出てきたメニューから今度は【PGPtools】を選びます。」
PGPtoolsを起動 |
「さっきのPGPkeysの下ですね。PGPtoolsを選ぶと、いっぱいアイコンが並びました。」
「並んだアイコンの左から2つ目が暗号化のアイコンですので、これをクリックします。」
「どのファイルを暗号化するか聞いてきますので暗号化したいファイル指定してください。」
暗号化するファイルを選択する |
「暗号化するファイルを指定するんですね。ではさっき作ったメモ帳のファイルを選びます。今度は【鍵の選択】という画面になりました。」
暗号化する鍵を選ぶ |
「【鍵の選択】では相手の公開鍵を指定します。上にずらっと並ぶのが公開鍵です。」
「相手の公開鍵をクリックして選び、下の受信者にドラッグしてください。これで相手の公開鍵を使用して暗号化したファイルが作成できます。」
「これが公開鍵による暗号化ですか。pgpという拡張子がついたファイルが出来ました。これが暗号化されたファイルですか?」
「そうです。メモ帳で中を見てみましょうか。」
「わっ、文字化けまでしていて、見ても何か分かりませんね。」
暗号化ファイルができた |
「後はこのファイルを電子メールの添付ファイルで送るだけです。今見てもらったように暗号化されていますので途中で誰かが盗み見しても相手の秘密鍵がない限り内容を見ることが出来ません。」