企業のIT活用/情報共有/メール/SNS

グループウェア スケジュール機能導入

情報の共有化ができる風土作りが進んだところで、いよいよグループウェアの導入です。まずはスケジュール機能から導入してみましょう。

水谷 哲也

執筆者:水谷 哲也

企業のIT活用ガイド

グループウエア6つの機能

「社長さん、今日はいよいよグループウェアの導入について考えましょう」

「御社の場合、社員の業務に対する意識も変わり、情報に対する感度も上がっております。情報の共有化の風土作りがだいぶ進んだ状態ですので、次のステップに進みましょう」

「いよいよですね」

「まずは、グループウェアで必要な機能を考えましょう。グループウェアの機能には以下のようなものがあります」

キャビネット 社内情報のデジタルファイリング
掲示板 社内の誰もが閲覧、書き込める掲
示板
スケジュール 社員間でスケジュールを共有でき
例えば課員全員に会議の予定を
入れられる。
 
ミーティング 離れた場所にいる社員が、LANを
使ってリアルタイムに会議を行え
る。
回覧板 誰が読んだか読んでないかがわか
り、コメントが書ける。
ワークフロー 伝票や、決裁処理を、ネットワー
クを利用して自動化できる。


「ずいぶん色々とあるんですね」

「ですが、社長さん、グループウェアを導入する最終ゴールは別のところにあるのですよ」

「グループウェアの導入が最終ゴールじゃないんですか?」

「ナレッジマネージメント機能というのがあるのですが、これはグループウェアの導入がうまくいってからのステップになります」

「奥が深いんですね」

「ところで、グループウェアの何から導入しましょうか?」

「一度に導入して使うのではないのですか?」

「そういうやり方でもよいのですが、御社の場合はグループウェアの一つ一つの機能に慣れていって、だんだんと成熟度を上げていく使い方の方がよいでしょう」

「そうですか。では......」

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