在庫をゼロにする

在庫を減らすにはどうしたらよいのでしょうか
在庫を減らすにはどうしたらよいのでしょうか
在庫を減らすにはどうしたらよいのでしょうか。

お客さんから注文を受け、原材料を手配し、モノを作ると在庫をゼロにすることができます。注文住宅を工務店に依頼する場合、特注の家具を発注する場合、受注側に在庫はありません。

そのかわり、お客さんはモノが出来上がるまで待たなければなりません。他にはないオンリーワン商品ですので、お客さんは出来上がるのを待ちます。製造業では試作品作りがこの形態になります。在庫ゼロになりますので、不良在庫は発生しません。

受注から引き渡しまでの待ち時間が長い
受注から引き渡しまでの待ち時間が長い

船や航空機など大モノを作る場合も同じです。在庫リスクはありませんが、今度は期日までに完成させ、引き渡さないといけないリスクが出てきます。米ボーイングの中型機B787ドリームライナーの納入遅れで航空会社から損害賠償請求が起こされたり、豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」が建造中に火災を起こしたことで、三菱重工業は発注元の海運会社へ納入遅れに伴う賠償金を支払っています。

原材料在庫で対応する

在庫ゼロは魅力的ですが、オンリーワン商品ではなく代替商品がある場合、お客さんは待ってくれません。お客さんを逃さないために、在庫をもって時間を稼ぐしかありません。

お客さんが多少は待ってくれる場合はいかがでしょう。レストランで、注文があってから食材を調達していては大変です。そこで原材料を仕入れておき、お客さんからの注文にあわせて料理を作ります。

原材料在庫で対応する
原材料在庫で対応する

問題は注文が特定の料理に偏るような場合です。特定の食材だけが足りなくなり、他の仕入れた食材が不良在庫化してしまいます。賞味期限が切れてしまえば廃棄しなければなりません。そのため精度の高い需要予想を行わなければなりません。

半製品在庫で対応する

お客さんの待ち時間が原材料在庫で対応しては間に合わない場合はいかがでしょうか。この場合は半製品にして用意しておきます。部品や中間在庫を持ち、注文に合わせて組み立てます。

半製品在庫で対応する
半製品在庫で対応する

パソコンのデルのようにハードディスクやメモリーを在庫の形でもっておき、お客さんはネットから容量など仕様を指定して注文することができるBTOモデルがこのやり方です。居酒屋で焼き鳥を頼むと、串に刺した焼き鳥を焼いてから出すのも同じで、串に刺した焼き鳥が在庫になります。