■ペットから家族の一員へ

集合住宅における人とペットとの共生について、最近ますます注目が集まっています。その背景として少子高齢化の進行や、核家族化の増加などライフスタイルの変化があげられます。また、ペットは人生の伴侶動物(コンパニオン・アニマル)として人の生活を精神的に支え、高齢者の健康維持や心理療法においても効果を上げており、ペットを介した人の心の健康づくり(アニマルセラピー)という評価も得ています。

反面、マンションにおける3大トラブルの1つとして常に問題視され続けてきています。「大型犬を飼いたいと思えば、一戸建てに住まなければならない」という考えは今も変わりありません(ペット専用アパートなどは例外ですが・・・)。


■トラブルの原因とは?

なぜ、集合住宅でのペット飼育が嫌がられるのでしょうか? 苦情の内容をみてみると

 1)ほえ声 2)抜け毛 3)におい

に関するクレームがほとんでです。ペットとして飼っている動物は大半が犬か猫ですのでうなずけます。

全面的に飼育を認めている組合はわずか1.1%というアンケート結果もあるほどです。全面禁止をしていてもペット愛好家はこっそり飼っていたりするもので、ペット反対派や忘れてならないのがペット自身の居心地まで含めて誰にとっても快適に生活できるにはどうすればいいのでしょう。


次ページでひとつの提案をしたいと思います。