消費税の計算の仕組み
簡易課税の節税1「売上高を減らす」
簡易課税の節税2「みなし仕入率を高く」
「原則課税方式」は、読んで字のごとく原則通りの考え方をします。「売上の際に顧客から預かった消費税」から、「仕入などの際に支払った消費税」を差し引いて計算します。会社としては、消費税はスルーするだけなので損も得もないということになります。
給料⇒外注費
「原則課税方式」というのは、預り消費税から支払い消費税を差し引きして納税します。支払い消費税が多ければ多いほど、納税額が少なくなるということです。例えば、「給料」を支払っても支払い消費税にはカウントされません。それでは、その「給料」を「外注費」として支払えばどうでしょうか?また、社員を派遣社員に切り替えることによって「派遣料」として支払えばどうなるでしょうか?
「外注費」や「派遣料」の支払いは、消費税法上「課税取引」として処理されて、その支払い中には消費税が含まれていると解されます。ということは、給料を外注費や派遣料に切り替えることが出来れば(その分割高になるということはあるかもしれませんが)、消費税対策になるということです。
>形式だけではなく実質も大事