調査当日は?
調査当日は、午前10時ごろに調査対象会社に調査官が現れます。税理士には、30分ぐらい前には来てもらい、資料などに目を通しておいてもらうといいでしょう。最初は、会社の社歴や事業内容などを、社長が中心に説明します。中小企業の場合、これを税理士や経理担当者任せにするべきではありません。会社の社歴や事業内容は、社長が一番理解しているはずですし、何より、税務調査に対する姿勢が問われます。
なぜ、社長が説明すべきなのか?
会社経営をゴーイングコンサーンで行っていくということを考えると、たとえ相手が誰であろうと、訪問者にはきちっと対応するのが筋でしょう。この辺りの姿勢が、実は、税務調査を円滑に行うポイントであったりします。調査項目が細かい部分や判断が分かれるグレーゾーンである場合に、良い方向に影響を与えると思います。
税務調査も人間がやる行為ですから、心象が良いにこしたことはないですよね。
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