【成長】成長プロセスがさらなる成長を説明する
単なる経験の成果を述べるのではなく、そのプロセスを理論的に述べることが大切だ。 |
まとめると以下となる。
- 学生時代において、最も苦しかったエピソードを選ぶ。
- その経験は、所属団体の戦略とリンクしているかをチェックし、その背景を記す。
- その経験に挑戦する、経験から学ぶ力があったかをチェックし、その力を記す。
- その経験は、その経験を与えた人が、タイミングと場所と人材を考慮していたかをチェックし、その文脈を記す。
- その経験は、個人の努力だけでなく、成長を促進させる環境や制度・支援があったかをチェックし、その文脈を記す。
- 自己PRの中で、キラリと光るエピソードとは?
- 【経験】「身の丈を超えた経験」が成長を促す
- 【戦略】成長を促す経験をみつける
- 【才能】成長に必要な潜在能力
- 【メカニズム】タイミングと場所と人材
- 【触媒】成長を促進させる環境や制度・支援
- 【成長】成長プロセスがさらなる成長を説明する
そして最後に、
「よって私は、貴社に入社して、どんな課題を与えられても、乗り越える力がある。乗り越えられなくても、その経験から学ぶ力がある」
と結べば、きっと説得力にあふれた自己PRが完成するだろう。
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人の成長に強いインパクトを与える経験は、おおよそ「困難を伴う経験」である。後から振り返ってみても、もし事前に困難とわかっていたなら絶対に実行しなかった、辛い経験が多い。なぜならば、自らを成長させる経験は必ず「身の丈を超えた経験」だからだ。身の丈を超えない経験で、人は自分以上にはなれない。身の丈を超えた経験だからこそ、苦しみもだえながらも、成長できる。
よって、PRすべきは結果ではなく、「プロセス」である。そして入社後も困難に主体的に立ち向かい、さらに成長できる人材であることを伝えることがポイントなのだ。
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