事業所のブースには資料が置かれていたり、写真が貼られていたり、ブースにより違う |
複数のブースを回り、比較検討
各事業所ブースには、施設の写真が貼ってあったり、事業所のパンフレットなどの資料が置いてあったり、福祉機器が展示してあったり。また、説明をする職員も、スーツ姿だったり、トレーナー姿やエプロン姿だったり、事業所によりさまざまです。出展していた31事業所のブースによって、雰囲気の違いを感じました。来場者に来場した感想を尋ねると、異口同音に話していたのは、1回の参加で複数の事業所と話をし、比較検討できるのがいい、ということ。
「個人で転職活動をすると、時間を作って面接に行ったのに、話を聞いてみたら期待と違うとわかりガッカリすることもある。その点、ここでは一度にいくつもの事業所と話ができるので効率がよい」(女性・ケアマネジャー)
「事業所職員から直接話を聞き、資料だけではわからない雰囲気などがわかってよかった。6ブース回ったが、対応にも善し悪しがあった。そのあたりも選ぶ際の参考になると思う」(男性・障害者施設職員)
また、ジョブフェアは事業所から話を聞く、会社「説明」イベントですから、事業所に面接に行くのに比べたら、それほど緊張せず、リラックスして詳しい話を聞くことができます。実際、事業所側の説明を聞くだけでなく、残業はどれぐらいあるのか、研修体制はどうなっているのかなど、突っ込んだ質問を各事業所ブースで投げかけ、その回答を比較して、後日、再度アプローチする事業所を選ぶ、と話していた来場者もいました。かしこいやり方です。
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