ジョブフェアを利用するメリットは？

求人誌、求人サイト、ハローワーク、福祉人材センター、人材紹介会社など、転職活動、就職活動で利用できるものはいろいろあります。以前、人材紹介会社を利用した転職活動については、「人材紹介会社を利用するメリットは?」で紹介しました。今回は、「ジョブフェア」(合同会社相談イベント）」について紹介します。

◆INDEX◆
１P目>>【気軽に参加できる「ジョブフェア」】
２P目>>【複数のブースを回り、比較検討】
３P目>>【できれば、事前準備してから参加を】

気軽に参加できる「ジョブフェア」

ジョブフェアとは、複数の事業所のブースが出ている会場で、興味を持った事業所のブースを回り、事業所職員から対面で事業内容や待遇など事業所の説明を聞いたり、疑問点を質問したりできる合同の会社説明イベント。今回、取材した「カイゴジョブフェスタ」(2008年11月30日、東京・新宿で開催）の会場には、31事業所が出展。来場したたくさんの求職者の熱気で、会場内は暑いくらいでした。

「カイゴジョブフェスタ」は参加無料で誰でも入場可能。来場時の服装も自由で（男性はスーツ姿も見られましたが）、気軽に参加できる雰囲気です。出展事業所は経験者を求めているところが多いようですが、会場には介護未経験の他業界からの転職希望者や、学生の姿もあり、10代から50代まで幅広い年齢層の人たちが来場していました。

受付で資料を受け取り、「法人訪問カード」を記入したら、あとは自由行動

来場したら、まず受付で出展企業の簡単な紹介が載ったパンフレットと、「法人訪問カード」等を受け取り、名前や連絡先、現在の仕事や転職希望職種、取得資格などを「法人訪問カード」に書き込みます。この「法人訪問カード」は履歴書代わり。複写式になっていて、会場内の事業所ブースで話を聞く際、1枚ずつ履歴書代わりに渡す仕組みになっています。

受付をすませたら、あとは自由行動。会場の出入りも自由ですし、どのブースから回っても、いくつブースを回ってもかまいません。事業所ブースでは説明を聞き、質問をするだけでなく、日を改めて事業所での面接の予約も可能。また、このとき事業所に渡した「法人訪問カード」をもとに、後日事業所から「面接に来ませんか」と電話がかかってくることもあります。

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