訪問時の挨拶5つのマナー&名刺交換のタイミング
冬の訪問時には、コートをあらかじめ脱いでおきましょう。
そこで、他社を訪問した際のマナーを確認しておきましょう。
<目次>
1.遅刻はもちろん、早すぎる到着も失礼です
ビジネスにおいて約束の時間を守るのは当然のことですが、早すぎる到着も相手にとっては迷惑なもの。5分前到着を習慣にしたいところです。また、手みやげを持って行く場合は、自分の会社の近くなどで購入し、訪問先の近くで買うことはやめましょう。
2.コートは玄関、ビルに入る前に脱いでおく
寒い時期はコートやマフラー、手袋などをして出かけますが、これらは、玄関やビルに入る前に脱いでおくのがマナー。きれいに折りたたみ、小脇に抱えて会社に入るのがスマートです。3.何度も訪問している会社でも必ず受付へ
頻繁に訪問していて、相手がいるフロアや席などを知っていても、訪問の際には必ず受付で取り次いでもらうこと。訪問先のオフィスに受付を通さずに、入り込んでしまうのは、言語道断です。約束をしている場合は、「○○会社の△△と申します。□□部の××様と●時のお約束でまいりました」と挨拶します。初めてその企業を訪問する際には、受付で名刺を渡すといいでしょう。
4.応接室で、上座を進められたらそこに座ってOK
応接室などでは下座に着席するのがマナーですが、案内してくれた人に上座を勧められた場合は上座に座ってOK。相手が部屋に入ってきたらすぐに立ち上がって、挨拶をします。
※上座ってどこ!? イマイチ自信のない方は、こちらで応接室などの席次をチェック!
5.退出の際、コートを着るのは玄関やビルを出てから
用事を済ませて退出する際、コートやマフラーなどを訪問先の社内で身につけるのはマナー違反。玄関やビルを出てから着用しましょう。名刺交換のマナーとは
会社を訪問した先に必ずといっていいほど行われるのが名刺交換。初対面の相手とのファーストコンタクトとなるこのわずかなやりとりが、あなたの印象を大きく決定づけることになるので、最低限のマナーは知っておきたいところです。必ず起立。机越しの交換はNGです
座ったままの名刺交換は、マナー違反
名刺は訪問した人が先に差し出す
名刺は目下の人が先に差し出すのが基本ですが、他社を訪問した場合には、訪問した人が先に差し出します。名刺は、相手の胸の高さに合わせ、相手に向けて右手で差し出せばOK。相手の名刺は左手で受け取り、右手を添えます。その際、「頂戴いたします」と一言添えるとスマートです。
相手が複数人いた場合は、目上の人から順に交換
訪問したのは自分一人なのに対して、相手が複数人いた場合はどうすればいいのでしょう?その際は、目上の人から順に交換します。
相手の序列を知る手がかりになるのは、入室の順番と相手の座っている場所。全員が揃って入室する場合は、上の人から入ってくることが一般的です。また、相手の座っている場所でも序列を知ることができます。
※応接室などの席次はこちらでチェック!
2人で訪問。相手も2人
その場合は、上司どうし、部下どうしが交換した後、相手の上司と交換。上司と一緒に訪問した場合、まずは上司から名刺交換を始めるはずです。名刺交換の相手は、相手側の上司。それに続いて部下どうしが交換します。そして、名刺交換相手を交換して、相手の上司と交換をしましょう。
一人で訪問した際のマナー違反は、誰もその間違いを教えてくれません。
それだけに、知らず知らずのうちに自分の印象を悪くしてしまうことも……。今一度、自分の振る舞いを振り返ってみましょう。
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