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予備軍必見!社会人学生平均睡眠時間の実態 やっぱりハード?睡眠時間調査(3ページ目)

「両立出来るかどうか?」は社会人学生予備軍にとって不安材料の一つ。現役社会人学生加藤聡氏(立教大学大学院ビジネスデザイン科在籍)がまとめた社会人学生の睡眠時間の実態を紹介します。

西島 美保

執筆者:西島 美保

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社会人学生の睡眠時間は一般に比べて2時間少ない
アンケート実施者の加藤氏によると、
「Q1とQ2の関係を見ると、Q1「減った」-Q2「5時間~6時間」の回答組合せが最も多く36.3%を占めている。
Q1「?減った」-Q2「?4時間~5時間」が32.5%となっている。これも上位2つの組み合わせで、回答者の7割に迫っている。」

また、加藤氏はこの結果を一般的な社会人との睡眠時間とも比較しています。

「一般の社会人の平日の平均睡眠時間は7.12時間※となり、社会人学生の睡眠時間はおよそ2時間少ないことが分かる」


※総務省統計局の『平成13年社会生活基本調査』を参考に、【平日、男女、就業者、睡眠時間】のデータを使用。ビジネスデザイン研究科の社会人学生と基準を合わせるために、総務省調査の年齢を「25歳~54歳」に絞った上でデータを加重平均し、一般社会人の平均睡眠時間を算出。



時間は自分で作り出せる!
最後に「もちろん、社会人学生の睡眠時間の減少分が、すべて学習に充当されているとは考えにくい。しかしながら、社会人学生の生活は、講義や自習などから直接的もしくは間接的に睡眠時間を減少せざるを得ない現状が浮き彫りになっている。やはり、仕事と学業の両立は容易ではないようだ。」と加藤氏はまとめています。

社会人学生になれば、当然学業に時間を取られるわけですから、今まで通りの生活をしていたのでは時間が足りません。

しかし、時間は自ら作り出すことが出来ます

このように睡眠時間を削るのも1つの方法ですし、それ以外にも通勤時間や細切れ時間を利用したり、テレビを見ない、朝は一時間早く起きる、など様々な方法がありますので、自分にあった生活をより早く見つけるのが両立のコツかもしれませんね。


【情報提供】
立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科 加藤 聡さん
katosatoshi@hev.rikkyo.ne.jp


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