昼夜開講制
呼び名の通り、平日は昼にも夜にも講義を行う制度で、さらに土日にも開講するところが多い。これは昼も夜も行かなければならない、というのではなく、平日の夜間にも昼間と同様の講義が開講されるため、仕事で昼間の受講が出来ない人は夜間の講義に参加出来る。実際、平日の夜と土日の通学で必要な単位が全て取得でき、卒業可能な大学・大学院が増えており、仕事をしながら通うには非常に便利な制度だ。
夜間大学院
夜間と土日のみに授業を行い、まさに月~金の昼間に働いている社会人向け。ただ最近では夜間大学院より昼夜開講制とうたう大学の方が増えている。平成12年度実施状況(平成13年度文部科学白書より)
大学 夜間43校、昼夜68校 在学者数115,299人
大学院 夜間20校、昼夜196校 在学者数2,064人
専門大学院
平成12年より制度化した、実践的な研究を目的とし、即戦力となる人材を育てる目的で設置された大学院で、問題意識の高い学生が多く在籍。また社会人学生や企業派遣の学生も多い。例として一橋大学国際企業戦略研究科 経営・金融専攻や青山学院大学国際マネジメント研究科国際マネジメント専攻などがあげられる。社会人向け制度は急速に整いつつある
以上、最近は社会人をターゲットにした大学が増え、学ぶ環境が整備され始めている。自分に合う制度はどれか、志望大学の制度はどうなっているのか、色々自分で調べてみよう。またこれら大学制度についての情報収集は【社会人向け大学・大学院案内】でどうぞ!知らないと後悔するシリーズ連載
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☆【連載第1回】進学前にまず考えること
☆【連載第2回】転職→未経験職への転職裏技