上司や同僚に報告する?

社会人が大学進学の際、誰もが仕事との両立が出来るかどうか不安ですよね。両立するには周囲の協力が不可欠ですが、なかなか職場では「大学に進学します」とは言いづらい。

実際他の社会人学生の方々は、大学進学を職場に報告しているのでしょうか?気になりますよね。

以前【あなたの一票】で2001年12月12日~12月31日に行われたアンケート結果によると、

【あなたの大学進学について】

職場には絶対内緒 50%
職場の一部の人のみ知っている 33%
職場周知 17%


という結果が出ており、『絶対内緒派』と『周知』もしくは『一部の人のみ知っている』が半々となっています。


徹底的に隠し通す場合

私が社会人学生だった時は、職場には徹底的に隠しました。

主な理由は、

・続くかどうかわからず、不安だった、
・大学に行っているから仕事に支障があると言われたくない、
・新しい仕事や任される仕事のチャンスを失いたくなかった、
・社会人が大学に行くということ自体、珍しく、何を言われるか恐かった、

などです。

隠していたおかげで、社会人学生になってからも、今までと変わらず仕事を任せてもらえたことが何よりもメリットです。

また隠し通した場合のデメリットは、「学校なので残業出来ない」などという言い訳が一切出来ないことですね。仕事のせいで試験に遅刻したり、受けられなかったり、ということも多々あります。でも自分の意志で大学に行くわけですし、給与をもらって仕事している以上、仕事を優先するのは当然かもしれません。


報告しておけば、いざという時相談しやすい

一方、「直接仕事に関わる上司・同僚には話してあります」と語るのは通信機器メーカー勤務、電気通信大学大学院博士後期課程在学中の辻貴孝さん。

「多少なりとも迷惑がかかるかもしれないですし、いざと言う時に相談しやすいと思います。」また「学校の試験日と出勤が重なったりした場合、上司や同僚に事前に状況を知っておいてもらえれば、ある程度回避できるのではないでしょうか。」とのこと。

やはりこのように報告できる理由の1つに、辻さんの専攻が少なからず仕事に関係があるからなのでしょうね。また職場の協力が得られるような人間関係を日頃から築いておくのも、重要なポイントと言えそうです。


仕事上必要性を感じて入学したから、隠す必要ナシ

また教師をしながら日本大学通信教育部卒業、現在は放送大学で学ぶネルさんは、「日大時代は、職場の人にはあまり話していませんでした。」と言います。「仕事に直接関係なく、話しても不思議がられるだけなので。それに話し始めると必ず仕事への不満にぶつかるので、話しづらかったですね。」

しかし現在在学している放送大学については、隠していないそうです。その理由は「仕事上必要性を感じて編入したわけだし、あまりマイナスイメージにはならないから」とのこと。教師をしながらもなお大学で学びつづけるネルさんの姿勢は、ネルさんの生徒達にもきっと良い影響を与えているのでしょうね。


【上司の立場から】部下を持つ2名の方に意見を聞いてみました。次のページへ→