筑波大学大学院ビジネス科学研究科の場合
相手に不快な印象を与えないように心がけよう |
「服装はスーツでなくても構いません。特に土日に小論文試験および面接が行われるため、カジュアルな服装で来られる方も多いです。(もちろん、社会人大学院の面接ですので、スーツで試験会場に来ること自体に違和感があることは決してありません。)」
なるほど、スーツ以外でもいいようだ。しかし、カジュアルと言っても相手に失礼のないような、社会人の常識をアピールできる服装を心がけるべきだろう。
面接の決定要因
大学入試の面接は、当然就職活動とは違うが、就職における面接の決定要因を参考に一つ紹介しておこう。【大学生のキャリアプラン】ガイドの見舘氏は、大学生の就職活動において「面接の決定要因は、ルックス55%、声や表情・しぐさ38%、話の内容7%。ルックスとは美人とかではなく、「外見に表れる心」を指す。「感情」「声」「体(姿勢)」が大切だ。」と言っている。大学の面接は、就職活動ではないが、これに通じるものもあるだろう。
スーツが無難(社会人入試経験者からの意見)
現在、東京大学大学院で学んでいるTOEIC・英語検定ガイドの中田氏は社会人入試経験者だが、受験の際はスーツで行ったそうだ。「一般的に、内部進学ではなく、外部受験の場合は、スーツの方が無難ではないかと思います。 」とスーツを薦めている。また、現在立教大学大学院に通う社会人学生も、面接にはスーツで行ったという。他の受験生達もスーツで来ており、女性は普通にカチッとした格好だったそうだ。「面接は相手に不快感を与えない、ビジネススーツであれば問題ないと思います。問題はやはり、相性と、職務経歴だと思います。」と言っている。
服装については、「スーツでも普段着でもいい」という大学・大学院がほとんどだ。
やはり社会人として無難なのは、受験時の気候、季節に合ったスーツだろう。清潔感のあるシャツを合わせ、室内の寒暖にも対処できるようなものを選び、面接にのぞみたい。服装に自信を持つことで、面接もきっとうまくいくはずだ。
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