ビジネスマナー/ビジネススキル

すっきりスマートな資料を作る2つの定石(3ページ目)

自分の主張をわかりやすく相手に説明するためには、スライド化することが不可欠。わかりやすいプレゼン資料を作成するための2つの定石をご紹介します。

執筆者:高田 貴久

いらない装飾を捨てる

<いらない装飾が多い図とシンプルで装飾が少ない図>
いらない装飾を捨てる
いらない図形の形、色、線、影、フォントなどを捨てればシンプルで見やすくなる

いらない情報、いらない文字を捨てたら、最後に「いらない装飾」を捨てましょう。装飾というのは、図形の形、色、線、影、アニメーション、文字のフォントなどを指します。

人間は「同じような形、同じような色」の図形は「同じような意味がある」と理解します。「これは注釈だな」「これはポイントが書いてあるんだな」といった感じです。同様に「違う形、違う色」の図形は「違う意味がある」と理解します。

図形の形や色といった「装飾」が増えれば増えるほど、人間は「あれ、この図形はさっきのと形が違うな……どういう意味の違いがあるのだろうか?」と考えます。つまり、無駄な装飾が多ければ多いほど、内容と関係のない所で読む人は考えさせられてしまうのです。

特に意味付けのない「いらない装飾」は極力すてて、すっきりシンプルにすることで、格段にスライドは見やすくなるのです。

2つ目の定石、“人間の感覚にあう”配置とはどのような配置? 詳細は次ページ

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