ビジネスマナー/ビジネススキル

すっきりスマートな資料を作る2つの定石

自分の主張をわかりやすく相手に説明するためには、スライド化することが不可欠。わかりやすいプレゼン資料を作成するための2つの定石をご紹介します。

執筆者:高田 貴久

すっきり、スマートなスライドを作るには

すっきりスマートなスライド作り
「見づらい資料だなぁ……」と言われたことは無いだろうか?
最近では「プレゼンテーション」形式での会議が当たり前になってきました。お客様に商品やサービスを説明したり、社内で他の部署にお願いをしたり、様々な局面で「プレゼンテーション」をする局面に遭遇します。それに伴い、「プレゼン資料」を作成する機会も増えてきました。

そんな中、皆さんは「内容は良いんだけど、見づらい資料だなぁ…」と言われたことはないでしょうか。恐らく1度や2度は、誰でも経験されているのではないでしょうか。

しかし「見づらい」と主観的に言われても、「では、どうすれば良いのか?」がわかりません。すっきりスマートなスライドとは、いったいどのように作れば良いのでしょうか。

経営コンサルタントとして90年代後半から、10年近く「プレゼン資料」を作ってきた経験から、「これは特に大事だ」と思う「定石」を、2つにまとめてご紹介致します。

すっきりスマートなスライド作りのための2つの定石

わかりやすく相手に伝え、相手を魅了するスライドを作成するためには、2つの定石があります。

定石1 : “3つ”を捨てる
定石2 : “人間の感覚にあう”配置を行う

1つ目の「3つを捨てる」というのは、不要な情報・不要な文字・不要な装飾を捨てるということです。無意味な情報や文字、装飾が入ったスライドは、ごちゃごちゃして読みづらくなってしまいます。

2つ目の「“人間の感覚にあう”配置を行う」というのは、パッとみた時に違和感を覚えないような形で、スライドの上に図形を配置していくということです。感覚にあわない配置になっていると、見た瞬間に「わかりづらい」と感じてしまいます。

では具体的に何の“3つを捨てる”のでしょうか? 詳細は次ページ

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