漆器市場はどう変化していくのか?
1.顧客【上質なひとときへの欲求】心の時代といわれ久しいですが、漆器というより『漆』の持つ風合いは、時を忘れさせる魅力があります。ライフスタイルの成熟化が進行するなかで、『上質なひととき』への欲求は年代を問わず、ますます高まるものと思われます。
2.市場【和を超えたグローバルモダン】
日本はもちろん、世界へとより市場を拡張していくことでしょう。
ブランド価値は『文化の浸透』によって最大化します。いいものは、洋の東西を問わず世界を魅了できるのです。
3.プレーヤー【老舗の良心こそ競争優位】
山田平安堂は自社のホームページで、こうブランド哲学を語っています。
一般にブランドという響きは、価格が高そうに感じてしまうかもしれませんが、全てではないにしろ、品質比で、弊社が最も安くご提供出来ている品も沢山あるほどで、“少しでも高く販売する”為のブランディングは一切行なっておりません。
数少ない「漆器専門店」としての良心を忘れず、漆器の魅力が少しでも多くの方に認識して頂けることを考えておりますので、様々な価格帯・テイストの品をご用意し、多くのニーズにお応え出来るよう、日々、そしてこれからも頑張りたいと思っております。
このような哲学は、個人的に心を打たれます。ブランドも競争優位も『良心』に宿ります。そういう姿勢があるから、逆に顧客は多少高く感じたとしても『ここの商品なら』と思い、関係を持ちたくなるのです。
何より顧客にとっては、良い漆器がどんどん市場に出てほしいものです。今後の動向に注目したいと思います。
********関連サイト*********
■漆器・山田平安堂サイト