「お~いお茶」へのゆり戻し?!
結果として、一度スイッチした顧客をゆり戻したい。
新たに台頭したブランド価値は浸透させないうちに、同質化して退ける。
そして、No.1ブランドにゆり戻す。
伊藤園は、たゆみない開発努力と、顧客価値・競争優位を保つマーケティング努力によって、約20年間緑茶飲料のパイオニアとして、その地位を維持してきました。そのご褒美として顧客から「No.1ブランド」という称号を与えられています。そう簡単に譲り渡せるはずがありません。
これはどの業界であれ、No.1ブランドであればよく見られる戦略です。
ただし「伊右衛門」のおいしさだけは、伊藤園もかなり気にしているように思えます。
「伊右衛門」の勢いが治まらなければ、必ず何か仕掛けてくるように思えます。顧客本位の切磋琢磨は、結果として市場全体の活性化を促します。今後の動向を注目したいと思います。
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