● それは、生涯付き合うべき顧客の姿をあぶりだすこと。
ひょっとして、未だに商品別やエリア別の売上管理しかできていないということはないですか?
それでは、どの顧客が生涯顧客であるかすら分かりません。
顧客を例えば年間購入金額の階層別に分類してみましょう。
年間購入金額の高い顧客のなかに、長い間お付き合いしているお客様は存在しませんか?
また、年間購入金額が高く、長い間お付き合いしているお客様のプロフィールやライフスタイルには何か共通点がありませんか?
あなたの企業を気に入っている理由にも共通点はありませんか?
そうやって、生涯顧客の姿をあぶりだすのです。(ココが大事!)
あとは、「あなたの企業だけが生涯顧客にできること」を考えて実践するのです。
ただ、それを全ての顧客に実践するのは疲れますし手間もかかるでしょう。
ですので、一見客には入りやすい所から体験してもらい、関係が深まるごとに奥行きを見せていくやり方をすれば良いのです。
(あくまでもストリップ発想で。いきなりパンツを脱いではいけません!)
また、新たにお客様を紹介してくれた顧客には、必ずお礼をしましょう。
そのためには、「紹介した」「紹介された」という事実をつかむ仕組みを作ることが重要です。
生涯顧客は奥が深く話し出すとキリがありませんが、とにかく「生涯付き合うべき顧客の姿をあぶりだす」ことを念頭に置くだけで、随分とやり方が変わってくるはずです。
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