バリアフリーというのがある。もともとは建物内の段差といった障壁を取り除くことにより生活空間を快適にすることを意味していた。
今はこの他に高齢者や障害者のために使いやすくした商品を示し、スプーンの握り部を大きくしたものや、吸盤での風呂やトイレの手すりの取り付けや、切込みを入れて挿入方向が目の不自由な人にも直ぐにわかるようにしたテレホンカードなどが代表といえる。
≪テレホンカードやバスカードの切り込み≫
皆に優しい商品を!
今は障害者も健常者もどちらでも使いやすい便利な商品設計を考える意識が高まり、ユニバーサルデザインとしての取り組みが進んでいる。例えばシャンプーとリンスの容器のシャンプー側にギザギザを設けることにより、視覚障害者も健常者も使い安い商品が提供できる。
この分野には愛情に溢れた商品がいっぱいだ。周りの人に関心を持ち、困っている人がいたら声をかけてあげる習慣が広がれば良いと思う。それによりアイデアのヒントは自然に与えられるのではないだろうか。
次回は、”アイデアを作る5段階”について紹介したい。お楽しみに!
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