マーケティング/マーケティング事例

ハロウィーンは子供とコンビニへ行こう!(2ページ目)

今年のハロウィーンはコンビニへ行こう!コンビニ大手3社が共同で無料プレゼントのキャンペーンを実施しています。今回はこのような記念日マーケティングをマーケティング心理学の面からお伝えしていきます!

安部 徹也

執筆者:安部 徹也

マーケティング戦略を学ぶガイド

記念日マーケティング日米比較

それではここで日本とアメリカの主な記念日を比較してみることにしましょう。

記念日の日米比較


こうしてみると日本でもアメリカでも多くの記念日にちなんでのマーケティングが行われていることがわかります。特にアメリカでは私自身長い間住んでいましたが毎月のように記念日に合わせて関連セールのプロモーションが大々的に行われていましたので、日本もお手本にすべきところはあるのではないでしょうか。

記念日を定着させて売上アップを図ろう!

記念日セール
記念日と自社製品を関連付けることによって売上が確実にアップする!
セールは心理的に消費者の購買意欲を刺激して売上を大幅にアップさせる効果的なマーケティング戦略ですが、たとえばプロ野球の優勝セールのように何らかの理由があればその効果は更にアップします。そこで自社もしくは業界で記念日を設定し、関連セールを行えば通常よりも多くの売上を見込むことができるというわけです。

『土用の丑の日』というウナギを食べる日がありますが、この日は江戸時代にエレキテルの発明で有名な平賀源内が閑古鳥の鳴くウナギ屋の主人に頼まれて、「土用の丑の日、うなぎの日。食すれば夏負けすることなし」というキャッチフレーズで関連付けて始めたものだということをご存知でしたか。

短期間で記念日を定着させることは難しいかもしれませんが、今回のコンビニ3社が協力してハロウィーンを定着させようと努力するように、自社のみでできなければ業界団体で製品の売上アップに繋がる記念日を設定して顧客にアピールしていくことも有効なマーケティング戦略と言えるのではないでしょうか。


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