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進む生体認証!バイオメトリクス(3ページ目)

インターネットの普及とともに、個人の生体的特徴を利用する認証方式の開発が活発化している。指紋や虹彩といった個人特有のパターンを利用し、なりすましがしにくいとされるものだ。

執筆者:木村 勝己

虹彩認証

指紋の問題を解決できるのが、この虹彩認証といわれる。 虹彩とは目の瞳孔を取り巻くドーナツ状の部分であるが、2~3歳でその成長が止まり、その形はその後固定されるそうだ。

利用者にはカメラの前に立ち、内部を覗くだけである。顔を近づけるだけの非接触式の為、衛生面でも考慮された形だ。


アイリス個人認証ユニット写真提供:沖電気工業株式会社


沖電気は多くの関連商品を商品化しており、虹彩認証では一歩リードしている感じがある。

認識率も良く、これからの課題はコストダウンといったところのようだ。

顔認証

私たちが他人や友達を、顔を見て判別するように、カメラに写った顔の映像から個人を特定するものである。

顔の特徴点としては眉、目、鼻、口、頬などであり、これらを事前に登録した顔と照合することで認証を行うものである。

これは事前登録において、犯罪捜査のイメージの強い指紋登録のような、心理的抵抗感が少ないといわれている。

本人に対する認証の拒否率も高いようで、技術的課題はまだまだ多そうである。その点新しく研究がスタートした次の技術は認識率が高そうだ。

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